2012年06月05日

お届け物ついでに。

 お客さんのところにお届けするものがあって、立ち寄らせて頂きました。
ご不在だったのでもちろん奥まで入リませんでしたが、植栽がすごくいい色をしていて驚いたので道路からパチリさせて頂きました。



 植えてすぐの秋に伺ったときは葉も落ちていたので、ここまでの良い感じにはなっていなかったのですが、この日は本当に生命感あふれる色だなと感動したほどです。

 ちなみに左の板塀の奥は草伸び放題で、かつては侵略気味にお客さんのところに伸びてきたのですが今現在侵略者は食い止められている模様。


ちょうど私も自宅の下草を探していたところだったので、功労者はコイツかと。

その名もダイカンドラ。雑草の侵入を拒むほど密植するそう。それはそれは綺麗な緑の絨毯のようでした。

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2011年07月22日

予想外の湿潤養生

本日、肌寒いです。
差し入れように買っておいたスポーツドリンクはキンキンに冷えています。ゴメン。

昨日、ベタ基礎の一回目のコンクリートを打ちました。
晴天だと思っていたのですが、それほど暑くも無くコンクリート打ち日和でした。

そして今朝、内部の型枠を建て込むために墨出しをしようと現場に行くと少し表面に雨が溜まっており、図らずもコンクリートに水分を与える湿潤養生ができました。硬化中の雨は恵みの雨となります。

二人の職人さんが墨打ちの前にスポンジで水分を出している間に、私は基礎屋の親方とアンカーボルトの位置出しをしました。

土間が乾いた後、墨を打ち型枠を建てるようです。とても近いので午後からまた様子を見てきます。

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2010年07月30日

大林勇設計事務所「いこいや(憩家)」完成写真

遅くなりました。写真をまとめました。


外観・駐車場は木の移植の具合が良い時期に行うとの事。


玄関は、落ち着きのある仕上がりとしました。
アクセントと明かり取りを兼ねて丸窓を取付。


玄関を入って廊下を進むと、左がキッチン、右は階段。


玄関のすぐ脇にある和室。


キッチンから居間方向を見る。


居間からキッチン方向を見返す。


居間に隣接する畳の間。


1階水周り。トイレ壁も杉板張り。


緩やかな階段。


階段を登った畳スペース


子供室・ロフト


寝室

今回も気持ち良さそうな家ができました。
施主さん、各業者さんに深く感謝します。

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2010年07月21日

畳が入るとグッと良くなる。舘山寺完成見学会します。予約制

大工さんと現場で会う用事があり、ちょっと行ってきました。
畳が入っていたので、コンパクトのデジカメでパチリ。


唐子色を使うのには少々の勇気がいるが、元気が出る気がするのでさりげなく
お勧めしています。


玄関から奥までの一枚。畳保護のため雨戸を閉めていたので鏡状態、一番奥に写る人影は私です。


これも雨戸を閉めていたので暗いですが、様子だけでもお伝えしようかと思いまして。
目積表(メセキオモテ)を使った縁無畳です。

琉球畳と呼んではダメですよ。その理由リンク


主寝室にも畳が納まりました。やはり畳は心が落ち着きます。


ちゃんと、当事務所が指定した縁を使っているか確認します。
なかなか上品です。やはり縁は無地に限ります。

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2010年07月18日

舘山寺完成見学会お知らせと内観写真何枚か。

7/24(土曜日)10時から15時の予定で西区舘山寺で完成見学会を行います。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、ここでは地図の掲載は行いません。
なお、ゆっくり説明をさせて頂きたいので予約制とさせていただきます。
info@isamuoba.com までお申込下さい。
万一、メールしても返事が来ない、という方はメールトラブルの可能性がありますので
再度メールお願いします。
御希望の方はお早めにどうぞ。


「通電しました。」の連絡を受け、カメラを持って出かけてきました。
と言っても畳は日焼け防止のためギリギリまで延ばしているのでまだ入っていません。
和室のカットが一枚もありませんが、雰囲気だけでも。

外観の写真から、ド和風?なんて推測もあるかと思いますが、
和風、洋風というよりは、「ザックリ気持ち良さそう」風という味付けにしています。
私の写真では力不足ですので、御興味のある方は見学会に是非どうぞ。


向こうに緑が見えます。テレビ台は大工が作成し、建具屋が扉を作成しました。


玄関から階段、水周りの様子


水周りからLDKを見る。


階段を上がっていくとこんな感じ。


子供室はさっぱりと納めました。

畳の無いアングルばかりで少々寂しいですが、実物を体感していただれば御満足していただけると思います。

大林勇設計事務所
メール info@isamuoba.com  


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2010年07月13日

ほとんど完成

実はほとんどできています。


7/8,9 玄関床三和土(たたき)
7/9 床養生めくって清掃

7/10 お客さんとOSMO床塗装

7/12 建具吊込  ←いまココ
7/13 衛生陶器設置 

7/10にお客さんと床にOSMOを塗りながら、
「ハウスメーカーの家とまったく違いますよね。というよりも、土俵が違いすぎて比べようが無いよね。」
という会話になりました。非常に満足してくださっているようで嬉しい限りです。

「足場が掛かっているときは暗くて大丈夫かと思ったけど、足場が取れて左官が仕上がって反射が増えると十分明るいですね。」とのこと。これは設計の際ももちろん気にしていて、反射を予測しないと明るすぎる部屋になり、落ち着きません。
窓が大きすぎても暑さ、寒さの問題もありますし,開口部の設定は非常に責任のある仕事です。

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2010年06月26日

足場撤去完了と完成見学会のお知らせ

7/24(土曜日)10時から15時の予定で西区舘山寺で完成見学会を行います。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、ここでは地図の掲載は行いません。
なお、ゆっくり説明をさせて頂きたいので予約制とさせていただきます。HPよりお申込下さい。
あと5組程度となっておりますので御希望の方はお早めにどうぞ。


現場に毎日行っているのですが、行き過ぎると鈍感になる事もあるかな。
サッカーの早起きでボケていたか?

というのも、昨日現場に行っていつものように中に入り、各種専門業者さんと話をして外にでると・・・
なんかスッキリしている。

あれっーー、いつの間にか足場取れた。午前中に外してくれたとのこと。


昨日、別物件と一緒に取り直した模型写真


こんな感じで白模型が数ヵ月後に実際の建物に変わります。責任の重さをいつも感じます。


2階では内装屋さんが漆喰ローラー仕上げの作業中。


1階では左官屋さんがコテ塗り漆喰の作業中。

漆喰塗るのに何故業者を変えるかって?

もちろんコストも違うのと、質感の自由度、補修の容易さ、工事の分散などが理由として挙げられます。
これはコストと状況により物件ごとに調整しています。

個人の部屋、水周りは漆喰の中でも比較的安価(それでも壁紙の1.5倍)な漆喰ローラーにしています。こちらは完全に色調合の済んだ製品なので補修が簡単だからです。ただ、質感は左官による漆喰とは異なります。

玄関から居間・和室は左官屋に漆喰を塗ってもらいます。今回のネタは土着色砂漆喰なで切り仕上げです。コストは壁紙の2倍ですが質感とつなぎ目の無い壁面の仕上がりはすばらしく、家が職人の手仕事で仕上げられていく喜びを感じます。ただ完璧な補修は少し難しい印象です。

踊る大走査線の青島刑事ではないですが「事件は現場」で起きています。
現場を知ると、デザインや工事の手順に生きるヒントはいっぱい落ちています。
職人と話して得る事と本で学ぶ事どちらも今の私の糧になっています。
現場には緊張と喜びがあります。

現場第一主義の大林勇設計事務所です。

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2010年06月21日

終盤に突入

いよいよ終盤です。


もうじき足場撤去です。


土で着色した壁がいい表情をしています。


杉の天井仕上げ。ここに蛍光灯を仕込みます。


階段の手摺壁は、薄く、軽くをねらって新しい試みをしました。

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2010年06月15日

左官屋さん再登場


昨日から外部左官が始まりました。
色の確認をして、GOサイン。
黄色の土のみの着色となりました。


こんな感じで塗っていきます。この後表面の荒らし具合を指示しました。


今日の現場。昨日塗った部分の水が徐々に引けていますが、いい味に仕上がりそうな感じです。


近くで見るとこのような表情です。


澤田建具さんの手による玄関建具の登場です。


当事務所が手配し、支給した錠前も取り付きました。


今回はいつもと違う雨樋にしてみました。
樋受けが下から見えないのと、接合部がすっきり納まるので今後のレギュラー入りか。


中では棟梁が対面カウンターの収納を作ってくれています。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 17:12Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月10日

一気に進んだように見える。

建築工事の進み具合というのは、中々一般の方には理解しにくい。
壁の石膏ボードや板を張ると明らかに進んでいる事が分かるのだが、
実はそこまでの前段階こそ、大変であり重要!!。

構造の柱のほかにも、壁の下地となる間柱、薄い板を受ける下地となる胴縁。
さらには、窓枠などの見切りがバチッと「決まって」からでないと石膏ボードが張れないから。

「決まる」という言い方も分かりにくいかもしれないが、どこまで張るかという境界が分からないと下地の具合も悪い。
きまりが悪い、なんて慣用句をイメージしてもらえば良いかと。
要は締まりが付かないという感じの言葉。


階段はすでに完成し、養生済。
スペースは食われるが、階段は人生の長い付き合いになるので緩やかに作りたいというのは私の譲れない気持ち。
見学会に来て下さる方は体験してください。


テレビ台兼収納も完了
これは棟梁が作業場で作ってきたものを現場に据えてくれた。
このような柔軟性がこの工務店のウリの部分だ。

ちなみに板を接いだので幅60センチほどの大物。



M大工の仕事
細かいところも綺麗に仕事してくれます。


副棟梁ももちろん賢く器用なので、ややこしい私のリクエストにばっちり応えてくれます。


2階の仕事をまとめてくれたD大工も綺麗に仕事をしています。

先日、新規のお客さんに当事務所の家作りを説明する際に準備した資料をまとめながら
再認識したのですが当事務所の売りは、こんな風に小規模工務店と地道に作りあげていく事ではないかと思うのです。

私にしても工務店にしても自分の名前を賭けて「潰せない看板」の元に仕事しているのですから日々命がけです。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 09:22Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月04日

階段が徐々にできる。

7/24(土曜日)に舘山寺で完成見学会の予定です。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、予約制とさせていただきます。
HPよりお申込下さい。




先日塗った左官の下塗りは徐々に水が抜けセメント色に。
このあと放置してひび割れを発生させ、その後中塗り仕上げに入ります。


内部では副棟梁が階段を作っていました。
手加工で階段を作る現場は少ないため手間がかかりますがすべては登りやすい階段のためです。
ケコミは後で下からで嵌めます。スケルトンの階段ではありません。御安心を。


ケコミの部分は写真下から上に滑り込ませます。
ちなみに段板は裏から楔を打ち込み、溝に寄せます。


数日前の写真を探してくると・・・
こんな感じでギザギザに溝を掘ります。


2階の個室は仕事が終わり、2階の仕事をしていた大工さんが「下山」し、1階組に合流しました。

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2010年06月01日

建具金物の一部が届いた。



 仕事をしていると運送屋さんが堀商店からの荷物を届けてくださいました。
堀商店とは東京新橋の老舗金物店です。

 どこで買っても安いものではない上に、浜松には特にルートも無いようなので当事務所で購入し建具屋さんに渡しています。予め建具の厚みの対応状況も直接電話して話せるのでダイレクト感が好きな当事務所にとって好都合なのです。

 世の中の9割以上を占める通常の家作りですと、決まった材料の中から選ぶ選定作業となりますが、当事務所はイイものをどこかからか見つけて使うという自由な反面、手間の掛かる家作りをしています。

 ただ、海外の建物まで見て歩いた私の経験上「建具金物をケチると、全体の品質まで台無しにする。」と心底感じているので、ここで手は抜く訳にはいかないのです。

写真では金色に輝いていますが、使っていくうちに酸化し5円玉の色のように変化していく様子が好きなので家と施主さんの雰囲気を見ながら真鍮色かステン色のどちらかをお勧めしています。


特注で長さを延長してもらった中折れネジ締り。

ネジ部分が小学生の小指くらい太く、とても安心できます。

現場では

昨日のステンレスレールをひっくり返し左官屋さんがモルタルを詰め、据付。


さすがに60センチ幅4m長さのタモのカウンター材は入手難なので3枚幅接ぎしてもらいました。

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2010年05月31日

今日の現場

7/24(土曜日)に舘山寺で完成見学会の予定です。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、予約制とさせていただきます。
HPよりお申込下さい。


左官の網はすでに張り終わり


左官と絡みのあるバルコニーの板金も完了

左官屋さんが近日中に下塗りに登場します。


私は建具屋さんが手配してくれたレールの納まりを自らチェックしました。
左官屋さんが後日取り付ける前に不具合が無いか確認したかったので。


数日前ですが、和室のエアコンを隠すために押入れの仕事で大工さんに頑張っていただきました。

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2010年05月25日

左官屋さん登場

先週木曜日に現場で左官屋の親方と会い、
「来週職人の都合がつきそうだったら徐々に現場に入ってください。」と打ち合わせたところ、

早速4人投入してくださり、左官の下地のラス網を張っていました。


内部は難易度の低い納戸から仕上げを開始。
収納部分に当事務所が多用するのが桐パネルです。
安価で吸湿性もあり、優れものです。


エアコンの先行配管も完了。
最近のエアコンは冷媒管、ドレン配管のほかに換気ホースなるものが必要な機種もあります。


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2010年05月18日

そろそろ左官屋さんの出番。


縦に見える木は、縦胴縁という材料でこの上に左官用の網を張っていくためのものです。
つまり縦胴縁の厚み分だけ、隙間が空き通気層ができるわけです。


雨戸の戸袋は木の下地で覆われ、この後杉板を張ると完成です。

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2010年05月17日

床を張り始めると進んだ気がする。


床を張り始めるとだいぶ進んだ気がします。
先日、紹介した信州唐松の床。

うづくり加工をしてあるので、傷が目立ちにくく滑りにくいので当事務所のレギュラー選手です。
一時、入手できないと言われたのですが再登場した模様。

唐松は無塗装だと正直パッとしない地味な選手なのですが、オスモフロアクリアや植物油で油分を加えると
いい表情に早変わりするのです。


日曜日に現場に顔を出すと、引く手あまたで忙しすぎる塗装屋さんが作業中です。
雨が降った平日に休息を取るようです。ありがとうございます。
この塗装屋さんが塗るオイルステイン系の塗装は絶品。


内部では大工さんの造作工事が進行中です。
見慣れない溝ですが、鴨居の溝です。

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2010年05月13日

ひと手間かけるとグレードアップ

住宅設計の世界ではひと手間かけるとグッと良くなるポイントがあります。

たとえばアルミの雨戸の箱。
できれば木製建具のほうが感じが良いのですが、天気によって作動が多少重く感じたり、メンテが必要だったり、
ユーザーを選ぶのもこれまた事実。

そんなことまで含めて木製建具を受け入れて頂けるとき以外は、アルミサッシや雨戸をいかに格好良く見せるか、
なんてことに知恵を絞っています。ポンと付けるだけでは芸が無いですから。


まずは、メーカーが設定している箱の前板を「要りません」と断ります。
中に見える金属は、波板。これは防水が目的です。見えなくなるので色は関係ないのです。


枠に木を取り付ける。


分かりにくいので反対側から。この溝にはまる様に杉板を取り付けてもらいます。
すると雨戸の箱が杉板張りに早変わりです。

杉板が張れたらまた報告します。


床に張る唐松(カラマツ)です。長野から届いた正真正銘の信州から松です。
材木屋さんが夜中の2時半に家を出てピックアップしてきてくださったようです。

7月ごろお客さんと床のオスモ塗装の予定。
あまり一生懸命やりすぎると、ひざの皮がベロッといきますので(私の実体験)、バレーボールの膝サポーターみたいなものがあるとGOODです。


2階は断熱材も入り、勾配天井に石膏ボードを張る作業をしています。
このあと、ホタテ漆喰をローラーで施工します。

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2010年05月07日

GW明けの現場

電気屋と水道屋の仕事待ちで手を止めていた部分の断熱材を施工しておりました。



副棟梁が連休中に作業していた造作材が一部届いていました。
見ての通り造作材も当然ムクです。

荒木を削ってカンナを掛けて、そのあと鴨居の溝を掘る。
いつまでも大事にしたい手作業です。

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2010年04月29日

今日の現場4/29

本日はヤマハのユニットバスの施工日です。
朝、顔を出し様子を見てきました。
前回から写真が貯まってしまいましたのでその紹介も。


搬入を待つ浴槽

仮置きして調整中



昨日、鉄工屋さんからバルコニー手摺の下地が届いた模様。
鉄で製作し、亜鉛のプールにドップリと浸かったメッキ材です。耐久性に優れています。
スキー場のリフトは大抵このメッキが掛かっています。
通称、我々は亜鉛ドブ漬けと呼びます。


瓦工事も終え、外部は透湿防風シート(デュポン・タイベック)で覆われています。


床のスタイロフォームB2施工の様子。踏まないように注意。

そうそう、前回触れた「鬼瓦」の話。

ハウスメーカーに居た頃、和瓦が好きではありませんでした。意匠的にくどい、ごてごてしている・・・そんな理由から。
ただ、それは私の不勉強の結果ゆえの思い込みだったのです。良い物を知らなかった。恥ずかしい思い出です。

今ならば素材感から判断して和型であればいぶし瓦の一択です。簡単に言うと中までグレーのものです。
中身が土色の瓦は釉薬のテカテカ感がどうにも堪えられないのでNGです。

外観の印象を決める大きな要素のひとつである鬼瓦。

当事務所ではこれを選びます。その名もカエズマタギ鬼。

この鬼瓦が私の和瓦嫌いを変えてくれたように思います。
ありがとう、「カエズマタギ」さん(謎)

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2010年04月21日

今日の現場

少し時間が空きました。

さて、今日の現場
バルコニー部分の防水を待つ間に降雨が予想されるため、養生でしのぎます。
今日現在、瓦工事は8割完了と言ったところです。


瓦屋根の棟の端部ってどうなっているか見たことありますか?
多分無いですよね。

この後、いわゆる鬼瓦というものが付きます。

鬼瓦と言っても、コテコテの鬼瓦は使いませんよ。
スッキリ系の鬼瓦を今度御紹介します。

2階の仕事をしている大工さんは、ロフトの床兼廊下の天井を張っています。
杉の厚板です。


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