2011年09月26日

すごい台風でしたね。

 先日の台風すごい風雨でしたね。
賄家の現場は未施工のバルコニー部分から風雨が吹きこんだ以外は問題ありませんでした。
現場から見えるお隣さんの大木は右に左に揺られ、一部の枝が折れたようでした。

 日曜日に集団下草刈りに参加した神社でも桧の大木が何本か倒れていて、自然の力に驚くばかりでした。桧は根が浅かったようで意外にあっさり倒れていました。

 さて自宅の工事ですが、浴室が2階なのと手入れと予算の問題もあり、ユニットバスとなりました。
今回は長期優良住宅の一連の申請を体験してみることも目的でしたので、そうなると在来浴室では対応しにくくなるものユニットバス採用の一因です。


外から見るとこんな感じ。


下から見上げるとこのように見えます。一見、大丈夫?と思われる骨組みですがINAXの2階用ユニットバスはこの納まりで続いているようですので大丈夫と思うしかありません。2階の床の上に置く方法もありますので洗面からの跨ぎと下階の状況により判断してどちらにするか決めることになります。


先日の煙突貫通部分は板金屋さんが上手い事納めてくれました。台風の漏水もなかったのでOKです。


無塗装のコルクを通販で調達し、自分で植物油塗装してみました。これだけでは長男次男のお○っこOB攻撃には耐えられないと思いますので、オスモフロアクリアラピッドで再防護の予定。


今回初使用のロックウールt100ミリを自分で試しに詰めてみました。グラスウールよりもズシッと重い感触。断熱効果は充分にありそうです。

大林勇設計事務所


  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:50Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年09月26日

断熱工事中

きらりタウン浜北、かなりの家がすごい勢いで建ち始めています。

ふらっと回り道をすると、「あれっ、こんなところに家建っていたっけ?」なんてこともしょっちゅう。
外壁に水を使わない工法の場合は早い段階でサイディングをペタペタ張り、足場撤去なんてことも多いので外から見ると出来上がったように見えるのもこの住宅地の傾向。

月乃家は、左官仕上のためしばらく外回りは「タイベック」という白いシートに包まれた姿なので一般的には、「なかなか進んでいるように見えない。」となるわけですがこつこつと進んでいます。

普通の家のように天井ふところがない部分もあり、配線には手順があります。
そのため配線が済まないと床が張れない部分もあり、大工さんは手順を考えながら仕事をしています。


少し前ですが、配管の立ち上げ。


今回初めて使っている、断熱材フェノバボード。
45x60の根太の間に45ミリ厚の断熱材をはめるとピタリと納まります。


壁の断熱も施工中。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:26Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)

2011年09月15日

バルコニーの広さは染地台で1,2を争うか。

一時、少し涼しくなりいよいよ秋かと淋しくなりましたが、まだまだ暑いですね。


先日、バルコニーの防水施工が終わりました。
やはり広いです。引き違いサッシの半分だけ使うという大変贅沢な使い方をしております。
この半分は先々杉板の戸袋で隠れます。


リビングから見るとこんな感じです。ガラスを両脇にさっと引き込めます。


同業者なら「おおっ」と思うこのサッシの開き勝手。ビル用ならばいろいろできるかと思いますが住宅用サッシだと中々大変でした。木製は扱いに少々木を使う部分もあり、施主さんと相談の上アルミとしております。


透湿防風シートは、いろいろ試してみてタイベックハウスラップに最近は固定しています。リーバイスのCMコピーではありませんが、「原点にして頂点」といったところでしょうか。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 08:24Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)

2011年09月14日

煙突のための屋根の穴あけ

こちらもボツボツ進んでおります。


先日、イタリア帰りのストーブ屋さんと打ち合わせし、屋根の煙突貫通部分の納まりが決まり、本日大工さんにお願いしました。


合間に近所の鉄工所に頼んでいたバルコニーの骨の細部打ち合わせ。この後、亜鉛メッキのプールでひと泳ぎしてもらいます。


今朝の進み具合。順調に進んでいます。


ウッドデッキ上部にトップライトを作ってみました。このあたりは何度も経験しているので、大工、ガラス屋、板金屋のコンビで軽々とクリア。


今回はトステムの新しいサッシを実験使用しています。性能も良く、かなりすっきりしているのですが、アングル部分にビス穴がなく、サッシ枠を差し込むだけなので大工からは不評ですが・・・。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:35Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年09月09日

浜松市の大規模既存集落内の土地を探す。

 浜松市の大規模既存集落や農用地除外のワードで検索してくださる方がとても多いようなので、その話を。

 自宅の現場に居ると御近所の方が散歩途中に声を掛けてくださいます。

「どうやったら調整区域に家を建てられるの?」という内容がほとんど。

 大まかに言うと「20年以上住んでいて、市のゾーン分けしたエリアの土地ならば特例の手続きを踏んで建てられるんですよ。」と説明しています。

この市のゾーン分けというのがこちら

 逆に畑を持て余している農家の方の視点で考えると、遠慮なく簡単に言えば「(上記リンクの地図の)黄色ゾーンは特例を使って建てたい土地需要はあるが、水色ゾーンは一般人には新築不可能で土地需要のないゾーン」となります。

 ただ、このゾーン分けは、地主間で不公平があるといっても過言ではないかな、というのが正直な印象ですが、一度決まってしまった以上中々変えられないと思うので、大規模既存集落で探す場合は「黄色ゾーン」を!!

売りたい人も買いたい人も覚えておいて下さい。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:56Comments(0)共通