2009年10月23日

引渡しの前の日




ついに明日引渡しの日を迎える。

自分にとってはじめての建て替えのケースだったので、一際思い出深い。
実施設計途中お客さんが突如2ヶ月の海外出張に出かけるという話を聞いたときは、少々凍りかけた。
このときほどインターネットの恩恵に感謝したことはない。PDFって本当に便利。
Skypeまでは登場することは無かったが・・・


昔はこんな建物が建っていて、道路とどうやってレベルをすり合わせようか、大いに悩んだ。
何度敷地のレベルを計ったことだろう。庭屋のKくんを何度も呼ぶのも気の毒なので、カメラの三脚にスタッフ(赤白棒)をくくりつけて一人測量したことも良い思い出だ。

幸い、隣地で始まった新築もセンスある関係者のお陰で味わいのある住宅が建ちそうだ。工業化住宅で単調化しつつある街並みにこの家は彩りを添えることができただろうか。

そして10年後20年後、このあたりの街並みが変わっていくなかで、散歩途中の人が「あんな味のある住宅いいな。」と思ってもらえるような存在であって欲しいと思う。

施主さん家族がこれから成長し子供さんたちが巣立っていく過程で家族全員で取り組んだ家作りが頭の片隅にでも残っていてくれたら、本当にうれしい。いつまでもこの家が家族の輪の中心的存在でありますように。


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2009年10月20日

わのいえ・完成写真

見学会の合間を見て撮影しました。
お昼過ぎの暖かい光と気持ちよい床材のお陰で眠りに落ちる寸前でした。

外構工事中なので現時点では内部写真のみです。


皆さんが入ってまず聞くことは「この床材は何ですか?」
正解は「鳥取県の智頭杉柾目うづくり仕上げオスモ塗装済品」です。


薪ストーブが設置されています。ヨツールF400です。


正面奥に食卓が置かれる予定です。


キッチンの左に洗面室があります。


洗面室の様子。


居間から玄関を見る。


2階階段ホールを見る。


主寝室を見る。左に見える黒い柱状の物体はストーブ煙突です。


洋室を見る。コスト調整、今後のDIYの自由度を考えシナベニヤオスモ塗装としました。

週末には引き渡し、来月からこの家で施主さん一家の新しい暮らしが始まります。

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2009年10月16日

薪ストーブ到着と土台回顧



薪ストーブが到着しました。
ヨツールF400です。

勝手に点火試験をすると伝兵衛堂さんに怒られそうなので眺めるだけにしておきましょう。

本日からお隣さんの土台据付が始まった模様。
ベイヒバの良い匂いがあたりに漂っていました。手刻みの加工です。
真面目な仕事振りが伺えました。他所の業者の仕事は見る事は少ないですが、ひな壇の土地なのでSS席で見るように全体が見えるのです。

この匂いがすると頭が勝手に上棟前を思い出します。
「ベイヒバ→上棟」この思考回路は間違いなく職業病です(笑)。

どこの工務店でもベイヒバを土台に使っているわけではありません。
青黒い薬剤注入の土台が多数です。その方が安いですから。

ベイヒバは圧倒的に少数派です。たとえ限られた予算でウォシュレットかベイヒバかの2択でも私は土台にお金を掛けるようにします。重要なところにお金をまわすのが当事務所のやり方です。


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2009年10月15日

畳が入った、通電も完了


ついに畳も入りました。

本日は午後から完了検査があったため午前から現場入りして水道と電気の残り仕事の確認と庭屋さんの仕事振りを見つつ、自分で持ち込んだ掃除機で掃除していました。

任せてしまえば楽なんですけど、やはり引き渡し前は少しでも綺麗にしたくて自宅でもやらない掃除を行っています。嫁入り前のブライダルエステみたいなものですかね。

今から照明チェックと夜の撮影に出かけます。

完了検査ももちろん合格しました。  


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2009年10月14日

完成間際のドタバタ



板塀も大工工事で出来上がり徐々に完成が近づきつつあります。
今回の板塀は、幅の広いものと狭いものを交互に張ってみました。なかなか面白いと思います。

最後は業者の納品が相次ぎ、一気に一日二日で進んだように見える時間帯です。

私は「優秀な職人ならば、絵に描いたものは何でも作ってくれる」と信頼する性格なので今回も頑張ってもらいました。


タモの手摺。とてもよい手触りだと思います。
既製品の丸棒を使うわけには行きません。


タモの手掛。これは建具屋さんの仕事。
これも中々凝っています。金属の建具金物をつければ簡単なのですが、設計でお金を貰うからには「おっ」と驚かせたい遊び心をちりばめたいという洒落っ気のつもり。


全体を見るとこんな感じ。マニアックな視点で解説すると上吊レールで敷居がありません。取り外しにも秘密があるのですが話すと長くなるので止めておきます。

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2009年10月12日

ゴールは近い。

もはやゴールは目前です。


電気屋さんとガラス屋さんが台風の後処理で仕事が忙しくなり、1日程度の遅れが出ましたが順調に進んでいます。


コンロの前はクリアアクリルの養生が付いています。最終的にはクリアになります。


玄関先は現在工事中です。

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2009年10月06日

浜北区内野台完成見学会を行います。


(外部仕上げは実物とは異なります。)

 この度、施主様の御厚意により、自然素材を多用した住宅の完成見学会を行う事になりました。

 杉、桧、柾目、うづくり、漆喰、薪ストーブ、木製建具、縁無畳、襖、オスモ、コルク・・・
これらのキーワードにピンと来た方は是非どうぞ。尚駐車場、対応の都合がありますのでお手数ですが下記HPよりメールにて予約お願いします。
大林勇設計事務所HP

場所 浜松市浜北区内野台 (詳細はメールにて)

日時 2009年10月18日(日曜日) 10時から15時(時間外応相談)

現場ブログ  


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2009年10月02日

仕事の手順



モノを作る過程には、順序がある。
仕上げ工事では順番が後になるほど、すでに仕上がった部分に対して気を配らなくてはならない。

今日取り付けてもらった下足入れ。

杉の天板はオスモというドイツの植物系の自然塗料でDIY塗装したい。
明日には側面のシナ合板を塗装する塗装屋が入る。
さらには月曜日には玄関のタイル工事がある。

そうなると日曜日にお客さんとDIY塗装するよりも先に仕上げたほうが良いという答えが出る。

誰が塗る、って?私がするしかないという結論。

タイルの下に埋まるコンクリートに塗料がポツっと落ちても何の問題も無いし、明日水性塗料で塗装されるシナ合板に塗料がはみ出ても明日には消える。

昨年一級建築施工管理技士に向けて勉強してから現場の手順を考える事がとても楽しくなったと同時に、設計の無駄を減らせるようになった気もする。(面白みを減らしているわけではありません。)

限られた予算の中で仕事をする訳だから、時間を掛けさせる部分、さっぱり済ませる部分、そんなメリハリは不可欠だと思うのです。「作り方は、図面を参考に大工さんが考えてください。」というのは何だか寂しい気がして。そんな事を考えているとますます「この仕事が好きだな。」なんて思ってしまうのです。

そうそう、この下足入れの天板は森のアウトレットでお客さんと杉板の山の中から探しました。
節が少々ありますが、何と3000円でした。板を購入しお客さんのワゴン車のシートを倒し積み込むと何と子供が一人乗れない(驚)。お子さんは私の車でお宅までお届けしました。将来そんな出来事も家族の皆がこの板を見て思い出してくれたら嬉しいなと思う訳です。

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2009年10月01日

図面以外の仕事

完成の近いこの時期になると設計図を書く以外にもにも細かい指示作業がいろいろ発生する。

例えば和室の襖の引き手を京都から手配し、建具屋さんにはどこの位置にどの高さで取り付けて下さい、という指示を現場を見ながら行う。


和室の襖の引き手。

日本全体で見てみると、建具屋さんに任せてしまう件数が9割以上占めるであろう。

ただ、歴史に名を残すような建築家が「建具金物の品質を落としたら、バラックになってしまう。」と言うように、建具金物は設計をした人間のこだわりと遊びを表す重要な部分だと私は考えている。

そんなところも考えながら、住宅のみならず建築全般を見てみると視野が広がり、興味が深まると思う。

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2009年09月30日

内部左官工事の途中

今週は内部左官工事を行っています。


漆喰を塗ります。


色調合を済ませ、時間を置いて馴染ませた漆喰。


天井の左官を先に済ませます。

今週中には終わります。

金曜日に2階の床養生を剥がし、日曜日にはお客さんと床塗装です。
今度の材料は粘性が高いので中々大変な作業になるでしょう。

大林勇設計事務所

施主さんの御理解を頂き、10/17か18のどちらかに予約制の見学会を行う事になりました。
御希望の方はHPよりメールお願いします。
  


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2009年09月25日

足場撤去+キッチン施工


予定通り足場を撤去しました。いい感じです。

近所の奥さんに「昔ながらの左官工事の現場だったから毎日気にして見てたよ。」なんて言葉を頂きました。何事も他の家と差別化できるのは良いことだと思います。

言わないと誰も気付かないと思いますが、雨樋の色が実は3色も使い分けられているのです。


ヤマハのキッチンも本日施工完了しました。といっても対面カウンターの裏側なので実は換気扇と蛇口のグースネックしか見えません。キッチンの出来栄えに施主さんは喜んでおられました。

やはり喜んでいただけるのは嬉しいですね。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 21:15Comments(0)浜松市・わのいえ(輪の家)

2009年09月24日

外部左官終わりました。

HAMAZOブログのサーバーが混んでいてアップが上手くできないと思っているうちにサーバーメンテナンスでお休みに突入していたみたいです。

そうこうしているうちに浜北区内野台の現場は外部左官が終わりました。


外部左官の材料を練っている様子。


上塗り作業中。

この色を見てお客さんから、「こんなに濃くて大丈夫ですか?」の質問が出るほど濡れた状態では色が濃く出ます。


現在は水も引き、こんな状態になりました。

明日には足場撤去です。
  


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2009年09月16日

そろそろ物件名を変更します。

ひっそりとカテゴリー名を変更しました。

旧カテゴリー名:内野台の家を「わのいえ(輪の家)」に変更します。
名前を悩み続けてほぼ半年。

最初は移植した樹木「はなみずき」にちなんだ名前にしようかとも思ったのですが、
浜松市の住宅業界ではちょっと紛らわしい事情があるため、半年ほど悩んでおりました。

ほぼ一年お付き合いさせていただいて感じた事。
家族全員本当に仲が良い。遊ぶ時には家族全員でワイワイ楽しそうにしている。
そんな皆さんが何十年先も実家に戻ってきて増えた家族とともにワイワイ楽しんでくれたら・・・。
そしてその拠り所がこの家であってくれたら良いな、なんてことをずっと思っていて、思いついた名前は
ひらがなで「わのいえ」。和の家ではないですよ。「輪の家」です。

さて工事状況


外壁は下塗りを終え、養生中です。今週中に左官を終え来週には足場を取りたいと棟梁には伝えています。


キッチン背面の収納家具取り付け中。大工工事でお願いしました。
大工工事でお願いするメリットは、寸法の逃げが不要、コストメリットがある。

ちなみに現場でいろいろ決めなくてはいけない部分もあるため、設計者にも即断力が必要です。  


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2009年09月11日

1階の仕事

「大林さんの仕事はあれこれ作るものが多いねえ。」とよく言われますが、

「○○さんならできるって思うから頼りにしてるんだよ。」なんて言いながら
現場で打合せするのが大好きな大林です。


対面カウンターができました。
広い幅が欲しいけど、集成材ではイヤというリクエストに応えて探してもらいました。
堅い広葉樹の中では入手しやすいタモです。


4畳半の天井は秋田杉の無地で仕上げました。
掘り込んである部分に照明と火災警報器を納めます。これも現場相談で難しい仕事をお願いしました。


エアコンの隠蔽配管を先行工事で納めました。
最近の一部機種には、通常の配管の他に一本ホースが必要な模様。
何気なく資料を見て気付きました。
お掃除ロボという機能が付くエアコンは配管に要注意です。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 20:07Comments(0)浜松市・わのいえ(輪の家)

2009年09月04日

本日、職人大賑わい。

本日は大賑わいでした。

大工3
左官3
建具屋1
電気屋1

すこし更新が空いてしまいました。


2階の子供部屋はほぼ大工仕事完了です。


寝室は秋田杉の無地を縦張りしています。


板金工事はほぼ終わり。

左官屋さんの手配は私の仕事なので、「そろそろ来れそう?忙しいですか?」と電話したところ、「丁度半端な時間ができたところ」との事でした。お互いにとってラッキーでした。人気のある左官屋さんなので他の現場に抑えられる前にできるところから仕事を進めるため早速来てもらいました。


これが通気のできる特殊なラス網です。約20センチ間隔の縦方向の木下地に付けるのですが、フニャフニャにならないように力骨が横方向に入っているわけです。

ここからネタも増えていくので、きっと更新が増えるはず。

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2009年08月21日

フローリングの違い

1階と2階で床材を変えてみました。

1階は智頭杉柾目うづくり


2階は三河杉板目ほぼ無節小節あり


良質な材料オファーがあり、使ってみました。

柾目とは年輪に直交する材料の挽き方により取れる材料。
無節が取れる丸太を用意することが大前提なので原木+面倒な挽き手間のため、
当然安くはない。さらにうづくりを掛けてオスモ塗装まで済ませてある。
ただ今回はお得な条件が出たので大奮発。寝転がったら気持ち良さそうです。

2階は三河杉こちらは板目、ただ床材にする段階の選り訳で品質は揃っている。
こちらは無塗装のため、いつの間にか恒例となってしまったお客さんとの床塗装あり。
頑張ります。

油でギトギトになるので「オスモ床塗装の3種の神器(ボロシャツ、ボロ布、ボロズボン)」を探しておくことにしよう。  


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2009年08月08日

簡単に見えることほど難しい。

簡単に見えることほど難しい。
よく言われる言葉だが建築の現場でも頻繁にある事。

通常電気やテレビの配管は天井裏を通る。

ただ今回の家の居間には天井裏が無い。
さてどうする。



「テレビと電気をあきらめて暗くなったら寝てください。」と言う訳にもいかないので方法を考えなくてはならない。

種明かしはこれ。


杉の厚板(これが下から見えている)を敷いて○○を敷いてその上に根太を流して配線を流す。

その上に蓋をし、2階の仕上げになるフローリングを張る。そのため電気工事が完了しないと後工程が進まないのが弱点ですが、力強い天井を演出できるので魅力があります。その分、手間が掛かっています。

仕上げは三河杉無節です。


現在、枠材の削りを加工場で行っているため大工さんは不在です。  


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2009年07月20日

炎天下の中、着々と


炎天下の中、着々と工事は進んでいます。

外部に張る透湿防風シートはいろんな会社の商品を使ってみたのだが、少々高くても
デュポン社のタイベックハウスラップが良いかなという結論に達しつつある。


これは屋根の頂部。ここから熱気を抜くわけだが、この後どう納めるかは企業秘密にしておきます。
これも屋根職人さんから教えていただいた納まりで、当事務所の定番とした。


近所の鉄工屋さんに頼んで、バルコニー手摺の下地を製作中。
メッキが掛かってからでは修正が利かないので、自分で仕上がりを見るのが私のやり方。
できてしまった後で、ゴニョゴニョ文句を言うのは好きではないので大事な部分は
人任せにせず必ずチェック。


  


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2009年07月14日

上棟のあと。

上棟が終わると少し気が緩み、ブログの更新が遅れがちです。


ピシッと揃った軒先。ゴマカシは利かない。


屋根の熱気抜きの給気部分。鳥が入らないように網を張る。


ルーフィングは今回もガイナルーフィングで。
普通のルーフィングに比べると値段の桁が違いますが、
それに見合うだけの価値は間違いなくある。


上棟までは雨や曇りでドキドキさせておいて、上棟が終わるや否や「晴天攻め。」

神様は中々厳しい。最近は現場で麦藁帽子が欠かせません。

大林勇設計事務所
  


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2009年07月06日

雨に降られず上棟

7/5大安に無事上棟作業を終えました。


朝にはこんな状況でしたが、


夕方には無事立ちあがりました。

施主夫婦の両家の御実家・御兄弟も集まり、結婚式並みの顔揃えで
お子さんも全部で6人?もいて賑やかにそして楽しそうにされているのを見て
「この仕事をやっていて良かった。」と本当にいつも思うのです。


大工さんの書いた番付が整然と並びます。
ハウスメーカーでは絶対見られない大工の仕事跡。

さて明日は屋根の仕事ができるでしょうか。雨よ降らないでくれ。

  


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