2012年07月30日

丁張(ちょうはり、とよみます)確認、いよいよ始動!

暑いですね。本日大安、午前中に丁張り確認だけ済ませました。
作業中ずっといるわけではありませんが、最初の仕事を体験しないことには仕事が始まる気がしませんので
必ず立ち会っています。



図面で指示した位置・高さに建物の基礎が来るようにする準備作業です。
これがうまくいくかどうかが重要です。 特に問題なく進んでいます。

これも基礎屋によりいろんなスタイルがあり、使う道具もマチマチですが100万の測量機器を使えば10万の測量機器を使った場合の10倍の「デキ」かというとそうでもないのが、職人仕事全般の面白いところです。 「腕だよ、腕」なんて力こぶをポンポンと叩く仕草が現場に顔を出す楽しみの一つです。 慎重に丁寧に施工する。 基本を重視することが肝心だと思います。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 15:36Comments(0)浜松市・ひびきや(響家)

2012年07月25日

整地開始、確認申請も済ませました。

こんにちは、大林です。

夏らしく、暑いですね。近所の聖隷クリストファー高校の野球部、県大会準決勝で負けてしまいました。
延長14回で1-0! テレビ画面に映る、泣き崩れるエース。 親でも無い私がもらい泣きしそうでしたから、御両親なら号泣だったことでしょう。

さて、現場。


草ボーボーだったこの土地も


重機で表面を軽くすきとり、かなり綺麗になりました。


土を運び込み、このあと敷き伸ばします。

昨日、工務所さんから農地転用の書類を正午に受け取り、確認申請の準備。
農地転用の書類が上がってこないと、その先の工程も組みにくく、ここに来てやっと先の予定が固まって来ました。

事前に確認申請の書類をほとんど用意しておいたので朝9時から審査機関に行き即日交付で、着工の準備が整いました。

来週月曜日に詳細なレイアウト(丁張、ちょうはりと読みます)を済ませ、盆前にベタ基礎の下の部分までコンクリート打設するように基礎屋の予定を押えました。

大林勇設計事務所

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 18:26Comments(0)浜松市・ひびきや(響家)

2012年07月18日

中日新聞夕刊「若い力、苦境塗り替えて」武左工業掲載



 7/17の中日新聞夕刊にいつもお世話になっている武左工業さんの記事を見つけました。

 武左工業は、今の時代珍しく住み込みの弟子のいる左官屋。 親方が実にいい人柄で、頑固で一刻だけどすごく暖かい人。 私が独立した時も「いろいろ左官見本作ったからあげるよ。」と応援してくれた方。  この弟子二人も現場で会ったこともあり、頑張っているな、と応援したくなる職人さんです。 左官屋さんの仕事を見ていつも思うのは特に冬の水仕事が辛そうなこと、風も冷たそうですし。 今までも何人かの若い子を現場で見ましたが辛抱しきれずに去っていった子も何人もいます。

 でも、この二人、愚痴も言わず淡々と仕事をしています。 山梨の子は最初は道具や材料を運んでいたのが、今ではコテを持ち兄弟子と同じように仕事をしています。 もう一人の子は私の6歳くらい下ですが何と、高校の後輩。 人生経験豊富でいろいろ修行と回り道をしているようですが、武左工業の社長の水野さんのところに辿り着いたところを見ると、良縁に恵まれる運を持っているように思われます。

「進学校の韮崎高(山梨県)と浜松北高の卒業生がなぜかウチで修行してるんだ。」と嬉しそうな社長。きっと大きな期待をしているんだと思います。

 人の巡り合いは、運というか縁というか、不思議な巡り合わせではないかと思う今日この頃、厳しくも温かい水野社長の元で二人が職人として大成することを願ってやみません。

 もちろん左官を絶やさないため、私も設計の仕事を頑張って左官の良さを伝道していくことが必要!

 左官ってどんな仕上がりなの?そんな興味が湧いた方、事前連絡の上、当事務所にお越しください(不在だったり、散らかっていたりしますので)。木と左官の家を御案内します。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:02Comments(0)共通

2012年07月17日

生活を読み込める建築士を目指して。

今日は特に暑いですね、大林です。 いよいよ梅雨明け夏本番です。


昨年は、DIY塗装で炎天下のなか半ベソで塗装していましたから、今年の快適さは昨年を思えば天国と地獄です。
この2枚の写真はほぼ同じアングルです。


この縁側が最高に涼しい。ビール飲みながらの読書が最高です。

自宅兼仕事場ということで大半はここで生活しているため、多くの「気付き」に出会います。
特に、温熱環境は大学院での専門分野でしたので研究対象としての関心が山盛り。


少し白く飛んでしまいましたが、これがガルバリウム鋼板の屋根。
放射温度計計測で「57.0度」 直射が当たればまあこんなものです。


子供部屋の天井はシナベニヤですが、ここでの放射温度計計測「30.5度」

この時の気温は約30度でしたので、天井温度≒気温で屋根通気と断熱の効果が出ていることがわかります。
ここで例えば屋根の断熱が不十分だと、どんなに風が通っても天井面から輻射で暖められ「暑い!」ということになります。


また、日射が室内に差し込むと熱に変わります。 当事務所の設計では90センチ近い軒の出を採用しているのでこのようにグリーンカーテンを採用して、日射をコントロールして風を通すとエアコンを使わず自然通風で夏を過ごせそうな気がしています。ちなみに品種はこだわっていて「ずんぐりむっくり」のアバシゴーヤです。


暑いから、エアコンで涼を得るのではなく、暑さをやり過ごしながら家庭菜園で夏野菜を楽しむなど、自然とうまく共存できる家づくりを目指しています。 節電にもなるし、家計にもやさしい、そんな生活を読み込める建築士でありたいと思います。

エアコンでガンガン冷やすだけの家づくりなら誰でも出来ますので、当事務所は実物に住みながらの設計活動をしている当事務所なりの強さを出して行きたいと思います。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:04Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2012年07月17日

地鎮祭を行いました。

昨日、地鎮祭を行いました。週間天気予報で雨を覚悟し、テントも用意していたのですが、すっきり晴れ。



施主さんと近隣挨拶をしながら、「今日は暑いですね。明日あたり、梅雨明け宣言出るかもね。」と話をしていたところ、
本日、やはり梅雨明け宣言が出ました。 いよいよ夏です。



お客さん手配の神主さんでしたが、この方細江町の神主さんで自宅の地鎮祭も来ていただきましたし、これで3度目です。
祝詞も耳に優しく、丁寧で非常に好感が持てます。

いよいよ整地をして、8月頭から工事が始まります。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 13:28Comments(0)浜松市・ひびきや(響家)

2012年07月11日

本日の収穫とたきや漁



外に出たついでに本日の収穫。 農家の方には何てこと無い光景ですが、自分で作り始めるとありがたみがよく分かります。 子供がサラダを残すと、今までより厳しく怒っているかも。



先日の台風で家庭菜園は全滅かと思いましたが、信じられないような勢いで伸びまくり、こんな状況。 脇芽は取ったのですが他にもやらなくてはならないことがあったのかも。 手前に映っているヤマボウシが元気がなく、5月に植えたため根付きがまだ不十分な様子。 


それで葉を少しムシったのですが、庭やさん曰く、「放っておいても葉を落とすから大丈夫。」とのことで水やりだけして様子見していたのですが、新芽が無事出て来ました。 ホッとしました。 既存の葉は丸まっておりその内落ちるでしょうが、木自体は生きているようです。

家を建てて、植物をいじり始めてから今まで気が付かなかったことが見えてきました。
家を建てたら、タネを蒔け。植物いじりはオススメです。

それと・・・

月曜日にお客さんと恒例のたきや漁に行って来ました。
何と4回目。仲間内で「今年は4年生ですね。頑張りましょう。」と決意表明。

今年は最高のコンディションでした。
濁りは少しありましたが、海面は非常に滑らか。 風が強いと波紋が出て、見にくいことは過去に学習済み。もう4年生ですから(笑)。

「心の目で獲物を見ろ。」とか仲間内でふざけていましたが、我々の船のメンバー4名は、たきや漁7年生+4年生x2+新入生の力を存分に発揮し、大漁。 新入生のはずの川村氏はプレッシャーに負けず、新入生らしからぬ働きぶり。

仲間2艘計8名の成果

ジャ~ン!


この他に茹でているカニが鍋いっぱい。
存分に海の幸をいただきました。

来年は5年生に進級できそうです。

大林勇設計事務所



 

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 11:20Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2012年07月11日

また、草が伸びている。 現場の嘆き。

 次の月曜日に地鎮祭があるため、現場に寄る。 現場監督も兼ねているので雑用も行います。

またまた、草が伸びている。 地盤調査の前に刈った時より、なんだか青々としているんですが、気のせいでしょうか。タネを撒いたわけでもないのに感心するほどよく伸びる。
褒めてばかりもいられないので、持参した草刈機始動。

草が一部腰くらいまで伸びていたので「一応長靴履いて長袖シャツまで着ているけど蛇とか出てきたらヤだな。」なんて思っていると・・・。

草刈機から逃げるように飛ぶバッタの他にも、ニョロニョロって・・・。

「やっぱ、見えたよね。」と自問自答しましたが、0.5秒で「何も見なかったことにしよう。」と一人会議で議決。

こういうのはプラス思考でいかにテンションが下がらないように自分をコントロールをするのがポイントです。

 その他、前所有者のコンクリートがらのゴミが少々。 このあと盛土整地工事があるので邪魔なものは端によけて建築工事が始まってからゴミ箱に放り込もうと思ったのですが、 運んでも運んでも減る気配なし。 諦めてゴミ箱手配しました。

 次は地鎮祭です。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:49Comments(0)浜松市・ひびきや(響家)