2012年03月30日

大工工事ラストスパート



私が少しお休みを頂いている間にお隣さんはすでに引越入居した模様


本日から外部左官仕上です。最近、新弟子が入り休み時間に左官屋の親方がコテ板の持ち方を熱心に教えていました。徒弟制度も随分少なくなってきたと聞きますが、ここではまだ健在。親方の人柄がきっと人を引き寄せるのでしょう。


道路から遠い西側はコストダウン効果も狙ってガルバリウム鋼鈑の丸小波。

正面から釘を打つので釘頭が見えますが、遠目で見るとそれほど気になりません。


コーナーは役物という部材が発生しないように「曲げ」で納めてくださいとお願いしています。


内部も石膏ボードが張られ、後工程の業者さんが入ります。


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Posted by 大林勇設計事務所 at 17:21Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月16日

下塗りしました。


明日が雨だと分かっていたので、今日中に下塗り完了の予定で動いてきたのですが無事予定通り完了しました。


内部では先日組み立てていた箱物が取り付け完了。

地震のこともあるので、箱物は躯体に造り付けにするのは予算が許せばオススメです。
加工が上手いので綺麗に納まっています。

話は全く変わりますが、先日100円均一に行って水性ボールペンを買おうと思った時のこと。
私は、三菱UniのSIGNOを愛用しているので今回はその黒を買おうとウロウロ、あったあった。

「なんでこんなに黒にスペースを割いているのだろう。」と思ったのです。その時は・・・。

書き始めてから、「何かこのインク、セピア色だな」と思ったところ、


「ブラウンブラック」という色でした。結構いい色です。ホント。

おそらく、黒だと思っていた一帯は複数の濃い色だと思います。先入観にとらわれず、よく見ないとダメですね。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 16:13Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月14日

左官の網を張り始めました。


昨日から左官屋さんが下地となる網を張り始めまして、段々雰囲気が変わって来ました。


大工が取り付けた胴縁という細い木に網を左官屋が取り付けるという段取りです。
胴縁の厚み分構造体から仕上げ材の間に隙間ができる通気工法です。


内部の台所まわりは大工が製作家具を組みながら取り付けていました。

この製作家具というのがくせ者であまり凝りすぎて家具職が作るようなものになるとドカンと費用が跳ね上がります。対して、大工家具は一般的に家具職よりは精度は落ちるが値段は安く抑えられると言われている印象があります。

でもこの大工さんはちょっと違うんです。大工の加工場にはあまり無いはずのパネルソーで下ごしらえをしてくるので精度高く並の値段でいい仕事をしてくれます。

最初に私の仕事をしてもらっている時に棟梁が
「大林さんの仕事はパネルソーがあったほうがピシッと納まるから、中古だけど買ったぞ。」と聞いた時、「そんな簡単に買っちゃうの?」と驚いた記憶があります。

そんな付き合いもすでに工事棟数は片手を超え、意図をかなり理解して下さり、ものづくりのいい協働ができる関係になっています。現場で手を動かしてくださる方のやる気は非常に重要です。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 15:56Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月08日

制作金物の取り付け

 バルコニーを簡単に作ろうと思ったら、3方に腰壁を立ち上げて両面からサイディングペタペタでアルミの笠木を被せれば「イッチョ、上がり!」で終わるのですが、設計料を頂いてそれではちょっと・・・と勝手に思い込んでいるのでいつもバルコニー手すりには軽快感を求めてしまいます。風も視線も抜けておまけに10センチ位広くなりますし、腕の見せ所。

 工務店さん経由で鉄工所と話をするのもダイレクト感が無くて嫌なので、私が近所の鉄工所で打ち合わせをして代理で発注までしています。もちろん代理発注するからには失敗が許されません。取り付け時はいつもドキドキです。費用のことももちろんですが、亜鉛メッキまで出すと納期2週間コースなので工期に影響を与えるから。

 今日現場に行くとちょうど付けるところでした。手伝いながら内心ドキドキ。


仮止めながら無事付きました。


子供部屋を作っているM大工は淡々と進めていました。いいペース。

来週はいよいよ階段。ここが中々の山場です。


帰りに庭木屋の場所を聞いたのでちょっと視察。ただ、広すぎて何から見ていいのか分からず5分で挫折。プロと来ないとダメだな、と実感しました。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 16:33Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月06日

杉の床張っています。

先週末から杉の床材がボチボチ届き始め、本日現場に行くと大工さんが張っていました。


赤勝ちの節ありというのが指定内容です。すこし油気がなくパサついていますがオスモかプラネットオイルで一皮塗ってあげればかなり良くなります。


こちらは一階の間仕切り。ただ、使用頻度の少ない間仕切りなのでレール三本と敷居の存在感をあまり出したくないので床材と同じく杉の赤身です。

外部は板金の見切りが終わればラス網を左官屋が張り下塗りのスタートです。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 21:41Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月01日

4月のイベント計画

施主さんの許可が得られたので4月下旬に完成見学会を浜松市北区初生町で開催しようと思っています。御希望の方はHPよりお問い合わせください。



 また、それとは別に自宅兼事務所の片付けが済んだのでこちらも見学会の日程を調整中です。
そろそろ暖かくなって来ましたので薪ストーブの実演は見送って、ラジエントヒーター(遠赤外線DGH調理器)の実演をしようかなと思います。

IHとガスはどこでも体験できると思いますが、遠赤外線DGH調理器はかなりレアなので興味ある方はいかがでしょうか。PナソニックやT芝が作っていないような調理器、興味ありませんか?まだ我々も使い始めて一ヶ月で、ガスコンロとの違いに戸惑う部分もありますが、私でも大学いもは作れるようになりました。



こちらも御希望の方はHPよりお知らせ下さい。まだ日時は決まっていないので「○○日がいいな。」なんて希望を頂けますと、調整できる可能性アリです。気軽にお問い合わせください。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 20:17Comments(0)浜松市・つるのや(弦乃家)

2012年03月01日

表札が付きました?



やっと表札が付きました・・・と言いたいところなのですが


試しに出力して貼って様子を見て発注は後回しになっていました。やっと今日データ入稿しました。

びっくりするくらい器用な店舗屋さんに作っていただくのですが、つや消し黒のカッティングシートで字の部分を抜いてもらい、ステンレスの切板をくるっと包んでもらっています。

ただ、それだけでは1ミリくらいしか厚みが無いので8ミリくらいのアクリル板を表札よりひと回り小さくカットして土台としています。こうすると表札が浮いて見えます。当初は左官の表面がザラザラで「どうやって付けよう?」から始まった工夫ですがコレいいですよ。取り付けたらまた報告します。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 19:50Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)