2010年06月29日

薪ストーブが付きました。

「浜松のストーブ屋といえば、伝兵衛堂」さんによる薪ストーブ工事日だったのと、打ち合わせもあり出かけてきました。
建具と畳とテレビの配線がまだですが、写真の練習もかねて広角レンズを持参。

いつものコンパクトデジカメでは余程引いて撮らないと全貌が掴めない為、何を撮ったか分からないのです,
本日持参した当事務所の頼みの綱の広角レンズはよく働いてくれました。

お客さんが倉庫から出してきてくださったラタンの家具がちょうど良くハマり、古民家喫茶のようです。



少々暑かったですが、古民家喫茶(?)2階席からはこのような眺めです。


冬には薪ストーブが美しく燃えるかと思うとワクワクします。
ちなみに、当事務所のお客さんでもワクワクのあまり、夏に薪を燃やして喜ばれるお客さんもいらっしゃいます。

ストーブの季節になったら、呼ばれなくても顔を出します。
遊びじゃないですよ、リサーチも仕事のうちですから。(笑)

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 19:05Comments(0)新城市・がやがや(我家我家)

2010年06月26日

足場撤去完了と完成見学会のお知らせ

7/24(土曜日)10時から15時の予定で西区舘山寺で完成見学会を行います。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、ここでは地図の掲載は行いません。
なお、ゆっくり説明をさせて頂きたいので予約制とさせていただきます。HPよりお申込下さい。
あと5組程度となっておりますので御希望の方はお早めにどうぞ。


現場に毎日行っているのですが、行き過ぎると鈍感になる事もあるかな。
サッカーの早起きでボケていたか?

というのも、昨日現場に行っていつものように中に入り、各種専門業者さんと話をして外にでると・・・
なんかスッキリしている。

あれっーー、いつの間にか足場取れた。午前中に外してくれたとのこと。


昨日、別物件と一緒に取り直した模型写真


こんな感じで白模型が数ヵ月後に実際の建物に変わります。責任の重さをいつも感じます。


2階では内装屋さんが漆喰ローラー仕上げの作業中。


1階では左官屋さんがコテ塗り漆喰の作業中。

漆喰塗るのに何故業者を変えるかって?

もちろんコストも違うのと、質感の自由度、補修の容易さ、工事の分散などが理由として挙げられます。
これはコストと状況により物件ごとに調整しています。

個人の部屋、水周りは漆喰の中でも比較的安価(それでも壁紙の1.5倍)な漆喰ローラーにしています。こちらは完全に色調合の済んだ製品なので補修が簡単だからです。ただ、質感は左官による漆喰とは異なります。

玄関から居間・和室は左官屋に漆喰を塗ってもらいます。今回のネタは土着色砂漆喰なで切り仕上げです。コストは壁紙の2倍ですが質感とつなぎ目の無い壁面の仕上がりはすばらしく、家が職人の手仕事で仕上げられていく喜びを感じます。ただ完璧な補修は少し難しい印象です。

踊る大走査線の青島刑事ではないですが「事件は現場」で起きています。
現場を知ると、デザインや工事の手順に生きるヒントはいっぱい落ちています。
職人と話して得る事と本で学ぶ事どちらも今の私の糧になっています。
現場には緊張と喜びがあります。

現場第一主義の大林勇設計事務所です。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 15:50Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月23日

床養生を撤去

建築の仕事をしていてこの瞬間が一番嬉しい。

足場撤去と床養生撤去。

いかにも現場って感じから、お客さんに引き渡す商品に変わる気がするから。

本日、大工さんと一緒に片付けしてきました。

本日は来客が多く、
・畳屋採寸
・建具屋採寸
・電気屋器具付け
・(ストーブ屋)天候不順のため延期

まだ広角一眼を持っていっていないので全貌は入りきりませんが、こんな感じ。


テレビ台と収納の大工造作家具(建具待ち)

真ん中に60インチのテレビが鎮座する予定らしい。

大工の製作木格子


小屋裏部屋


照明が付いたら撮影しようと思います。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:27Comments(0)新城市・がやがや(我家我家)

2010年06月21日

終盤に突入

いよいよ終盤です。


もうじき足場撤去です。


土で着色した壁がいい表情をしています。


杉の天井仕上げ。ここに蛍光灯を仕込みます。


階段の手摺壁は、薄く、軽くをねらって新しい試みをしました。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 15:07Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月17日

大工工事ひとまず完了

9割がた工事が完了しました。


大工工事と内装工事が終わり、残すは器具付けと建具・家具と清掃。


左官屋さんに石張りをお願いしました。
ここに薪ストーブを置くのですが、ここは昔の押入れです。


煙突の板金工事中


小屋裏も内装工事完了

照明を選ばなくては。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:17Comments(0)新城市・がやがや(我家我家)

2010年06月15日

左官屋さん再登場


昨日から外部左官が始まりました。
色の確認をして、GOサイン。
黄色の土のみの着色となりました。


こんな感じで塗っていきます。この後表面の荒らし具合を指示しました。


今日の現場。昨日塗った部分の水が徐々に引けていますが、いい味に仕上がりそうな感じです。


近くで見るとこのような表情です。


澤田建具さんの手による玄関建具の登場です。


当事務所が手配し、支給した錠前も取り付きました。


今回はいつもと違う雨樋にしてみました。
樋受けが下から見えないのと、接合部がすっきり納まるので今後のレギュラー入りか。


中では棟梁が対面カウンターの収納を作ってくれています。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:12Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月10日

床を張り始めた。

こちらもいよいよ佳境に入ってまいりました。


GWにお客さんにオスモDIY塗装をしていただいた唐松フローリングを施工中です。


天井は既存の屋根瓦トップライト(驚)をそのまま生かす。


吹抜上から見下ろす。ここに薪ストーブが設置される。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:37Comments(0)新城市・がやがや(我家我家)

2010年06月10日

一気に進んだように見える。

建築工事の進み具合というのは、中々一般の方には理解しにくい。
壁の石膏ボードや板を張ると明らかに進んでいる事が分かるのだが、
実はそこまでの前段階こそ、大変であり重要!!。

構造の柱のほかにも、壁の下地となる間柱、薄い板を受ける下地となる胴縁。
さらには、窓枠などの見切りがバチッと「決まって」からでないと石膏ボードが張れないから。

「決まる」という言い方も分かりにくいかもしれないが、どこまで張るかという境界が分からないと下地の具合も悪い。
きまりが悪い、なんて慣用句をイメージしてもらえば良いかと。
要は締まりが付かないという感じの言葉。


階段はすでに完成し、養生済。
スペースは食われるが、階段は人生の長い付き合いになるので緩やかに作りたいというのは私の譲れない気持ち。
見学会に来て下さる方は体験してください。


テレビ台兼収納も完了
これは棟梁が作業場で作ってきたものを現場に据えてくれた。
このような柔軟性がこの工務店のウリの部分だ。

ちなみに板を接いだので幅60センチほどの大物。



M大工の仕事
細かいところも綺麗に仕事してくれます。


副棟梁ももちろん賢く器用なので、ややこしい私のリクエストにばっちり応えてくれます。


2階の仕事をまとめてくれたD大工も綺麗に仕事をしています。

先日、新規のお客さんに当事務所の家作りを説明する際に準備した資料をまとめながら
再認識したのですが当事務所の売りは、こんな風に小規模工務店と地道に作りあげていく事ではないかと思うのです。

私にしても工務店にしても自分の名前を賭けて「潰せない看板」の元に仕事しているのですから日々命がけです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:22Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月04日

階段が徐々にできる。

7/24(土曜日)に舘山寺で完成見学会の予定です。
防犯・プライバシー保護、接客の都合により、予約制とさせていただきます。
HPよりお申込下さい。




先日塗った左官の下塗りは徐々に水が抜けセメント色に。
このあと放置してひび割れを発生させ、その後中塗り仕上げに入ります。


内部では副棟梁が階段を作っていました。
手加工で階段を作る現場は少ないため手間がかかりますがすべては登りやすい階段のためです。
ケコミは後で下からで嵌めます。スケルトンの階段ではありません。御安心を。


ケコミの部分は写真下から上に滑り込ませます。
ちなみに段板は裏から楔を打ち込み、溝に寄せます。


数日前の写真を探してくると・・・
こんな感じでギザギザに溝を掘ります。


2階の個室は仕事が終わり、2階の仕事をしていた大工さんが「下山」し、1階組に合流しました。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:03Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2010年06月04日

薪ストーブ工事の前段階

浜松市の薪ストーブ屋の伝兵衛堂さんがメンテナンスに出かけたついでに顔を出してくださるというので、
私も時間を合わせて現場に行きました。


ストーブの位置決めをするときは「さてどうしましょう?」悩んだわけですが、


位置出しをしてエイヤと屋根をぶち抜き(仮塞ぎしているため空は見えません)


煙突用の箱を作りました。普通は周囲の壁で支持を取るのですが、
平屋のため屋根からの突き出し量が多いにもかかわらず支持できるところが無いため
強風で倒れると危険ということになり大工工事で箱を突き出すことになった訳です。


その後、下見をお願いしていた板金屋さんが登場し、ウンウン唸りながら寸法を取っていました。
Sさんお願いです。上手い事納めてください。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:48Comments(0)新城市・がやがや(我家我家)

2010年06月01日

建具金物の一部が届いた。



 仕事をしていると運送屋さんが堀商店からの荷物を届けてくださいました。
堀商店とは東京新橋の老舗金物店です。

 どこで買っても安いものではない上に、浜松には特にルートも無いようなので当事務所で購入し建具屋さんに渡しています。予め建具の厚みの対応状況も直接電話して話せるのでダイレクト感が好きな当事務所にとって好都合なのです。

 世の中の9割以上を占める通常の家作りですと、決まった材料の中から選ぶ選定作業となりますが、当事務所はイイものをどこかからか見つけて使うという自由な反面、手間の掛かる家作りをしています。

 ただ、海外の建物まで見て歩いた私の経験上「建具金物をケチると、全体の品質まで台無しにする。」と心底感じているので、ここで手は抜く訳にはいかないのです。

写真では金色に輝いていますが、使っていくうちに酸化し5円玉の色のように変化していく様子が好きなので家と施主さんの雰囲気を見ながら真鍮色かステン色のどちらかをお勧めしています。


特注で長さを延長してもらった中折れネジ締り。

ネジ部分が小学生の小指くらい太く、とても安心できます。

現場では

昨日のステンレスレールをひっくり返し左官屋さんがモルタルを詰め、据付。


さすがに60センチ幅4m長さのタモのカウンター材は入手難なので3枚幅接ぎしてもらいました。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:51Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)