2011年07月28日

基礎の型枠外しはドキドキ。

先週、ベタ基礎の底部と立ち上がりの2回のコンクリート打ちを終えました。


会社名は外構屋さんですが基礎工事が丁寧で上手です。


規定の型枠存置期間を終え、昨日型枠を外したようです。(私は上棟立会だったので本日見ました。)
この型枠存置期間を分かっていない業者も未だにいるのかな?固まっていても外してはダメですよ、コンクリートはまだ成長途中ですから。カブトムシのさなぎの状態?


コストのこともあり、初回のコートパネルではないですが充分合格の仕上がりです。
型枠外しは毎度の事ながらドキドキします。上部のパリパリ(?)は、基礎の高さを揃えるセルフレベラーのはみ出したものです。食べられそうですが、食べられませんので御注意を。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:53Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月28日

染地台で上棟作業

いよいよ「つきのや」の上棟作業です。


前日までに足場と土台を据付、ここからのスタート。


柱を手で立て、段々進んでいきます。朝はパラッと雨が降りましたが長くは続きませんでした。


当事務所は高さを抑え気味の設計なので、狙い通りのバランスが出ており満足です。


一日上棟なので、垂木は当初から架けるつもりは無かったので棟木が上がって予定通りこの日の作業は終了です。自分で図面を書いていながら大工さんが墨付けを間違えないことを祈っておりましたがよく納めてくれたものと思います。これができる人達なので継続的に仕事を依頼したくなるのです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:32Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)

2011年07月22日

予想外の湿潤養生

本日、肌寒いです。
差し入れように買っておいたスポーツドリンクはキンキンに冷えています。ゴメン。

昨日、ベタ基礎の一回目のコンクリートを打ちました。
晴天だと思っていたのですが、それほど暑くも無くコンクリート打ち日和でした。

そして今朝、内部の型枠を建て込むために墨出しをしようと現場に行くと少し表面に雨が溜まっており、図らずもコンクリートに水分を与える湿潤養生ができました。硬化中の雨は恵みの雨となります。

二人の職人さんが墨打ちの前にスポンジで水分を出している間に、私は基礎屋の親方とアンカーボルトの位置出しをしました。

土間が乾いた後、墨を打ち型枠を建てるようです。とても近いので午後からまた様子を見てきます。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:57Comments(0)浜松市・いこいや(憩家)

2011年07月16日

賄家・基礎工事

火曜日に位置出しをしてから、掘り工事。

砕石を入れる前に既存の土の高さを揃えます。


その後砕石を敷き詰め、地鎮祭で受け取った鎮め物を埋め、防湿用のビニールで包み、捨てコンで押さえる。


鉄筋は、凹凸のある異型鉄筋と言われるもので径の数字とあわせてD10とかD13と呼ばれます。


通常外回りから組んで底面のベタ部分の鉄筋は後で組みます。


先に外の型枠を立てる人もいますが、その辺は職人の好みでもあります。そのために捨てコンに型枠の位置をあらかじめ墨打ちします。ただどちらにしてもコンクリートのかぶり厚さを確保しなくてはいけないので、適当に鉄筋を組んで、型枠スレスレに鉄筋が来ると不合格になります。その意味では先に型枠を立てて、そこから「6センチ離れ」のように基準を決めた方が施工上は間違いが起こりにくくベターのように思われます。

前にも書いたかな?他のブログだったか?

鉄筋は入っていれば良いのではなく、正しいところに入っていないと意味が無い。
鉄筋は酸化(サビ)しやすいのでアルカリ性であるコンクリートでぐるっと包んであげることが重要。

月曜が祝日なので火曜日に瑕疵保険の鉄筋検査で、水曜に1回目のコンクリート打ちの予定なのですが・・・台風が来るかも。さて一回目のコンクリート打ちはどうなるのでしょう。

大林勇設計事務所
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:25Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月12日

撥水塗料でクラクラ。

天気が良く撥水塗料の塗装日和だったのと、基礎の上がりを見たかったので午後から現場へ。

当事務所では基礎は原則としてコンクリート打ち放しにしております。
モルタル仕上コストの削減という問題もありますが、打ち放しにするほうが基礎屋さんが気を使って頑張るのではないかな、という狙いもあります。

後で上塗りが掛かる(調整が効く)よりやはり一発で仕上げる方が緊張感あるじゃないですか。やっぱり。

それで最近は、その打ち放しの汚れ防止のために撥水塗装を施すようにしてみました。
塗装屋さんに頼むと中々費用が掛かるので、材料だけお客さんに買っていただき、現場に私が顔を出したときにサービスで塗っています。この塗料はすぐに無色透明になり技術は問わないので心配無用です。

以前塗った現場は冬だったので気にならなかったのですが、今はまさに夏。
石油系の材料なので、塗ったそばから蒸発がすごい。塗料がガンガン減るのと同時に少々頭が痛くクラクラになったのは、灼熱のせいでしょうか?塗料のせいでしょうか?、難しいことは考えないように努めました。



現場では水道屋さんが増し打ち前の先行配管の真っ最中でした。暑い中御苦労様です。感謝。


大林勇設計事務所
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:59Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)

2011年07月12日

まかないや(賄家)の基礎着工

まかない飯ならぬ、まかない家です。
簡単に言うと、自宅の工事です。

監理の証拠にセルフタイマーでパチリ。暑かったので麦藁帽子で。


監理者が立ち会った証拠を残せと言われているので、ダンプの荷台に置いてセルフタイマーも使って撮影します。

レイアウト確認に立ち会ったのですが、現場で重要なのは直角を出す作業。

精度はどこまで正しいか怪しい部分がありますが、「カネピタ」で直角出し。
トータルステーションで出す方法もありますが、100万円超えますし定期的な校正も必要なので町場の基礎屋さんはそこまで持っていない人が多いかな。公共工事を行う土木業者は持っていると思いますが。

カネピタを過信せず一応確かめを。ここでピタゴラスさん大活躍です。三平方の定理ってやりましたよね。数学の授業で習うことって社会ではほとんど役に立たないなんていう人もいますが、建築・土木では数学に弱い人は致命傷です。屋根の勾配計算でも間違えたら大変なことです。

「設計屋さん、対角長さ計算してよ。」なんて声がかかり、
「あっ、ルートの計算できる電卓今もってないよ。」というと、

「近頃は100均の電卓でもルート計算できるんだよ、ほれっ。」っと電卓を貸して頂きました。
9.1mの2乗+10.92mの2乗の和の平方根を出す計算。

計算すると14.21465mと言うことで、対角長さの測定。両方測ってみたところ、ドンピシャでした。
この基礎屋さんは遣り方出しがかなり慎重だったのでいい精度で墨出し出来たのだと思います。
何事も確認が重要です。

他の用事があり途中で抜けて、午後に再登場。


床掘中でした。みかん畑の伐根で多少地盤が緩んでいるのでランマーーでの締め固めをお願いしました。

その後の買出し中に100均に寄ったので電卓探しました。どれもルートのキーがついていました。
持ち歩くとなくすので車に常備しておくことにします。


大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:39Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月09日

材木の刻みと基礎の立ち上がり打設

現場で基礎が進んでいる間に、大工加工場では材木の加工が行われています。


ブログではお届けできませんが、贅沢な土台の能登ヒバがいい匂いするんですよ。

この大工さんは材木の表情を見ながら墨付けしてくれるので、化粧仕上(材木をそのまま見せること)が多い当事務所の仕事をお願いするのに最高の条件が揃っています。

現場では、

立ち上がりのコンクリートを終え、ブログを書いている現在そろそろ型枠を外しているのではないかと思います。

上棟の日が7/27に決まり、大工も私も気持ちが盛り上がって行きます。

この後、基礎完了後上棟まで時間が空きそうなため、外回りの配管工事を進めることになると思います。

大林勇設計事務所
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 11:59Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)

2011年07月09日

自宅の地鎮祭を行いました。

 いつもは、お客さんのところで設計者として地鎮祭に参列させて頂いているのですが、自宅の地鎮祭ということで建築主として参列しました。


これは初めてなので不思議な感覚でした。

 玉串奉奠(たまぐしほうてん)もいつもは施主さんファミリーが終わってから設計者や施工者の出番なので気分的にリラックスしていますが、本日は一番最初に「あっ、私の番か。」とハッとして長男を連れて前に出たのが今日の地鎮祭の思い出です。


電話で伺ったおつかいも不足物なく、大丈夫だった模様。

さて、これでOKと思った矢先・・・砂を車から降ろし忘れていました。買い忘れていなくて良かった。

 地鎮祭は地域によりここまでやらない地域もあるかと思いますが、今回は小4、小1の子供たちの思い出に残るかなという思いもあり土曜日にあわせて行いました。子供たちも始めての体験で興味深かった様子。

 長男は匠という名前なのですが、祝詞の途中に「匠」という言葉が何回か聞こえたので返事をしそうになった、と言っていましたのでそこそこ集中して聞いていたのではないかと思います。

 また合間を見ながらチョコチョコ報告していきます。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 11:28Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月08日

地鎮祭のお供え物の買出し

午前中に銀行でローンの手続き。
保証料とか金消契約の印紙代とか、中々費用が掛かり驚きます。

その後、現場を覗きに行く途中にお供え物の買出し。

地鎮祭の準備は2パターンあって、頻繁に地鎮祭をやっている大きな神社はだいたい手ぶらでOKな用に準備してくださるのですが、地元の小さな神社だとそこまで万全ではないので建て主自ら用意することが多くなります。その分、玉串料が安め。

竹なんて、我々の近所では「○○さんちに電話して切らしてもらおうか。」なんてのん気な調達方法ですが、都会の人なんてどうやって地鎮祭やってるのだろうなんて俄然興味が沸いてきます。東京も狭小住宅地なんて駐車するところもないかも。でも、神主さんがあの格好で山手線乗ってきたら、それはすごい絵になりそうだし。このあたりの情報は都会の設計士に今度聞いてみます。

そういえば都会では大工さんも電車通勤だと聞いたことあります。背中のリュックから、のこぎりの柄がピョコンと出ているとかいないとか。

話がそれました。

昆布、寒天、のり、魚の代わりのするめ、果物、にんじん、大根、(きゅうりとナスは母の家庭菜園から)を購入しました。本日は自動車系産業が休みのためか、私がこんな買い物をしていてもスーパーで「浮く」ことなく、なじむことができました。

本日、東海地方梅雨明け宣言。
明日は良い地鎮祭日和になりそうです。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 13:39Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月03日

草むしりを。

 来週、地鎮祭を行うことになりました。
いつもはお客さんに好きな神社に連絡してセッティングしてもらうので自分で神主さんに連絡するのは初めてでした。

 さてどうしましょう?梅雨時期に伸びた草。

父も手伝ってくれたので我家4人+父で5人で、子供は半分遊びながら仕事しました。

なんでしょうかこの暑さは。もう梅雨明けてるよね、実は。

2時間くらいで大分きれいになり、地鎮祭ができるようになりました。

今度は地鎮祭の様子を伝えようかと思います。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:41Comments(0)浜松市・まかないや(賄家)

2011年07月03日

基礎工事の途中

鉄筋工事が終わりコンクリートを打つ段階を迎えます。


鉄筋の所々にある四角い物体に注目。スペーサーと言います。


これがあることで下の砕石から鉄筋が浮いた状態になります。


するとどういうメリットがあるかというと・・・

ベタ基礎15センチ厚のおおよそ真ん中に鉄筋を打ち込むことができます。


これは分かりやすく例えると・・・とんかつを食べる時に衣がきれいに肉を包んでいないと嫌じゃないですか。肉まんの餡を周りの皮がぐるっと包んでいないと嫌ですよね。餃子の皮が裂けていて中身がコンニチハしていると美味しく見えませんよね。胃袋に入れば一緒と言われても納得いかないですよね。

それと同じです。鉄筋をきれいにコンクリートが包むように打つことがコンクリート打ちの大前提。身近な食べ物に例えると良く分かりますね。鉄筋が入ってさえいればいいでしょ、というのは低レベルな話。

この日はアンカーボルトの現場確認を。


猛烈に暑く図面に汗がポタポタ。水分補給が重要です。

最後にコンクリート養生中の乾燥のし過ぎを防ぐために散水。
工事用水道にはメーターが無いのでタップリ散水養生しました。

大林勇設計事務所
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Posted by 大林勇設計事務所 at 10:29Comments(0)浜松市・つきのや(月乃家)