浜松市自然素材住宅・大林勇設計事務所の現場ブログ

関係者の日頃の行いが良かったのか、雨に降られる事なく無事上棟作業を終えました。


まずは地上で組んだ大物を一気に吊り込み。


刻んだ大工さんも私も実物が組みあがるのはワクワクとドキドキの入り混じった気持ちです。
そんな緊張感が楽しみでもあります。


「連続する」「繰り返す」というのはデザイン手法の基本の一つです。


屋根に登り、垂木組も見ました。
意匠上の狙いと構造上の都合もあり、あちらこちらで高さが違う梁が多いのですが柱の高さを間違えることなく
よく納めてくれたものだと大工さんの墨付けに感心します。


屋根の上まで上がると浜名湖も見えます。


浜松の昔ながらの地域では、餅撒きがよく行われます。
棟梁が即興で組み立てた餅撒きステージから大勢で一気に撒きました。
私もお手伝いしたので写真はありませんが、それはそれは近所の方にたくさん集まっていただいて盛大な餅撒きでした。

さて、工務店さんには木工事を頑張ってもらう事にしましょう。
雨降り前に大屋根の雨仕舞が月曜日の目標です。

大林勇設計事務所