2013年03月12日

柱を抜くという大技を実行しました。

こんばんは、大林です。

花粉すごいようですね。
というのも、先日インフルエンザB型にかかった時に花粉症の薬も処方してもらいまして、そのおかげか、今年は結構ラク。
毎年、花が詰まって夜は睡眠が浅くなるほどですが、薬の名前なんだっけ? タリオン効いているみたい。

目薬ももらっていますが、帰宅後アイボンで洗うのが正解。

いつからアップしようと思ったまま、本日になりましたが中区で和風住宅のリフォームやっています。
お客さんが北欧、オーディオ、自転車好きということで、私自身勉強になります。
オーディオの電源ケーブルを指定いただいてますので、こだわりのほどが分かるでしょう。

柱を抜くという大技を実行しました。
中古住宅の売買の交渉の最中から、この壁を撤去したいということが要望。

ただ、前所有者がいる段階で壁と天井をぶち抜いて下見するわけにも行かなかったので、所有権移転後恐る恐る部分解体。

天井撤去して壁を撤去して柱を抜けるのか・・・ドキドキ。

柱を抜くという大技を実行しました。
期待していた木組みと少々違い、焦りましたが方針決定。さて、柱を抜きます。

ジャッキアップして柱をギコギコ。
事前に加工していた梁を三人で担ぐ。結構重い・・・。

柱を抜くという大技を実行しました。
元々の梁の癖があり、手こずりましたが柱を抜き、120x300の梁で下から担ぎ上げる事になりました。
この後、両面から合板釘打ちでで梁を一体化。

できません、といえば簡単なのですが、この壁をぶちぬくこと前提でお客さんが中古住宅を購入されていますので、あれこれ工夫して可能性があるのなら、安全を確保した上で難しいことでもやるしかないのです。 そうしなければ中古住宅を買った事自体、「失敗」になってしまうのですから。この大工さんは非常に器用で小回りが利く人なので大いに助かりました。 I大工ありがとうございます。

その他にも
柱を抜くという大技を実行しました。
岩手の赤松の床材。

柱を抜くという大技を実行しました。
鳥取の智頭杉の柾目の床。

ベニヤの建材フローリングではどうしても許せない。こだわりの選択です。

大林勇設計事務所



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