2023年02月08日

今なら自宅はこう建てる!前編

こんにちは、大林です。

先日、雑談で「家は3回建てないと満足する家にはならない」と巷でよく聞く話に出会いました。

さすがに設計の仕事をしていますので、「うんうん、同感同感」ということはありませんが、10年経つと世の中の住宅事情も変わるため、いまなら違う事を考えただろうな、とかこれ要らなかったな、など改善案はちょいちょいあります。

変わらずに採用すること

・薪ストーブ
暖かいのはもちろんのこと、薪を集め、切り分けて準備をするところから楽しい。 光熱費も高騰していますし、現場で出る間柱など捨てたい人と私のようにもらいたい人のバランスが好都合。 ただ、薪をお金を出して買うつもりなのであれば、灯油やガスよりも高く付きます。ご注意を。

・からまつ浮造り(うづくり)の床
当時は、信州から松を安く入手することが出来たので使用しました。浮造りを掛けて柔らかい部分を削っているため、傷が目立ちにくく足ざわりが良い。寸法安定性も良好でした。

・左官の塗り壁
光が当たったときの質感が絶妙で、やはりビニール壁紙とは一線を画す。 ここは、費用がかかっても絶対譲れないところ。

・製作の木製建具
家の雰囲気を決定的に左右するのがココですね。例えば、我が家の引戸の引手は毎日何度も触れますが、11年経った今でも、仕事ぶりの見事さに唸ります。ここも絶対譲れないところ。 あっ、建具レールは上吊りにするかも。Vレールに意外とゴミが溜まります。

今なら変えるだろうな、という点も書こうと思いましたが、長くなったので一旦このあたりで終了します。


大林勇設計事務所







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