2009年09月21日

すのいえ完成写真


南西より見る。庭は先々施主さんがDIYで行う。


西より見る。杉赤の外壁は今後どのような経年変化をしていくのか?


居間よりストーブ越しに玄関格子戸を見る。


居間より南東を見る。


居間より洗面方向を見る。


6畳をみる。


居間よりストーブ方向を見る。


子供部屋より居間を見る。

大林勇設計事務所

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:54Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年09月16日

残り2業者の仕事



自転車好きの疂屋さんの仕事。

畳を敷きこんでいる姿を見ると、「本当に畳が好きなんだな。」というのが分かる丁寧な仕事振り。さすがです。イグサのよい香りは、やはり日本人には格別です。

続いて




バスケット、音楽が大好きな伝兵衛堂さんの仕事。

一言で言えば、寡黙。
黙って堅い仕事をされる方です。

寒くなった頃に試運転、及び焚き方レクチャーに来ていただくことにします。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:23Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年09月11日

完了検査合格

本日無事完了検査を終えました。
もちろん合格です。

「いやー、シンプルでいい設計だねー。うんうん。」と言いながらサラッと見て終了。
あっけないものでした。


検査員の方が早く来るかと思い、少し早めについて写真の練習。
そういうときに限って約束の時間ピッタリだったりする。

あとは畳とストーブだけ。ゴールはもうすぐそこです。
お客さんも喜んでくださっているようです。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 20:14Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年09月04日

足場外しました。

少し間が空いてしまいました。


大工さんが終了後、内装屋さんが登場しホタテ漆喰のローラー仕上げを施工してくれました。


施工を見ていたのですが、大壁に比べると真壁のほうが梁・柱の養生が大変なので「お手数かけてスイマセン。」という気持ちになりますが、そこはプロ。余計な部分を汚すことなく綺麗に仕上げてくれました。


今回の玄関は、ねずみ色のモルタルではなく、黒く着色しました。
巾木に黒いスレートを張る事になったため、そのままのモルタルでは負けてしまうことが予想できましたので初めてチャレンジしてみましたが、これは大成功でした。


さて、足場撤去した外観を。
今回は木部の塗装なし、樋不要。そんな要因が重なり2か月以内で足場を外せました。

このシンプルな形が気に入っていて、瓦屋さんの技術も引き立ちます。

現場をやっている楽しみ・喜びは、

・足場を外した時
・内部の床養生を外した時

に特に強く感じます。


撤去後は予め連絡してあった水道屋さんが来て外工事も迅速に完了です。

あとは、建具、畳搬入、電気の引き込み。そんなところで早くもゴールが近づいてきました。

大林勇設計事務所

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:12Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年08月21日

大工工事完了

小さくかわいい家なので、もう大工工事は終わりました。
雨が突如降ったり、思ったように外仕事が進まず大工さんには苦労をかけてしまいました。

8月に入り晴天が続き、いよいよサッシ周りのコーキングを打とうと思うとまた雨・・・。

盆休み前にそのコーキングもやっと終え板張り工事も完成しました。



内部もすでにホタテ漆喰ローラー仕上げの最中。
予定通り9月中旬には引き渡せる予定です。


玄関戸も付きました。クラシックな雰囲気にしてみました。
澤田建具さん、いい仕事します。
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:16Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年08月08日

この工法は魅力的

今ここで行っている工法は、お客さんの理解と好奇心がないとできない工法なのだが、
実際にやってみて自分でも今まで以上にかなり魅力を感じている。
間仕切りも少ないせいか、2週間以上早い進み具合。

まだ上棟から一ヶ月掛かっていません。

簡単な工法で作る→早い→安く済む。
ただ、その場しのぎの(耐久性の無い)材料は使わない。

段取り良くやれば、自然素材も決して遠い存在では無いという事を
皆さんに分かってもらえる良い機会かと思う。



元はといえば、打合せの途中で悩んだ時に「こんなのどうですか?」とお客さんにぶつけたところ
賛成の答えが返ってきたため実施しているわけだが、昨日現場で立ち話をしながら
「ピーターズントー氏という建築家をよく知ってましたね。」という話題になりました。

http://isamuoba.tblog.jp/?day=20090217

これでスイスの山奥に出かけた時間と費用と苦労が報われたというものです。


窓周りのコーキング待ちでまだ少し仕事が残っています。


コンパクトで慎ましやかな玄関。
今頃、元K-MIXDJ澤田達哉さんのお父さんの会社で建具が作られているはずです。


中の床も杉。何故かごろっと寝たくなる。そんな家作りが好きです。

大林勇設計事務所
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 08:39Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年07月24日

杉赤の荒板を張る。


 先日、内藤材木店さんが挽いて乾燥させただけの杉板を持ってきました。
持ってきたといっても、勝手に持ってきたわけではなく注文したから持ってきてくれたわけですが・・・。

今回はプレーナを通さないバサバサの板を張ることにしました。
材質は樹芯に近い杉の赤身限定。

赤と言えば赤を必ず用意してくれる担当者の気遣いにも頭が下がります。


最初は防風透湿シート丸出しの外観でしたが。


無塗装でもこんなに赤い杉の赤身を貼り始めると風貌は一変。

このあと、コーキング屋の登場を待ちながら板の継ぎ目には上から細い板を貼ります。

コスト重視で余計なものをそぎ落としてそぎ落として「素」の家になった訳ですが、質感の良いものばかり残したので自分でもとても総額?円には見えないと最近では思いはじめました。

いいものだけ残す。お客さんに教えられた気がします。

大林勇設計事務所、新境地を開拓できるか・・・面白い家になりそうです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 20:53Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年07月20日

いぶし瓦は魅力的

今回は面白い瓦を使ってみた。
もちろんお客さんの承認は得ている。


これ州浜軒(すはまのき)というらしい。
万十や一文字という軒瓦は良く見かけるのだが、これは初めて。
一文字瓦に必須の擦りあわせが不要で、なおかつ軽快な意匠を表現できるのが魅力だ。

この瓦屋さんは表彰を受けるほど上手な方で

ケラバのすり合わせもピシッとしていて綺麗な仕事をしてくれる。

職人さんには大抵2タイプ居て、
①設計屋の話なんて聞いていられるか、何も知らないくせに。という人と
②これこの前使ってみたけど、感じ良かったよ。なんて人も居て

幸い②のタイプの職人さんと多くお付き合いさせていただいている。
そんな瓦屋さんのお勧めなので素直に従ってみる。


据え付ける前に親方が事前に墨を出し、器用にコツコツと削っている。
こういう手仕事を見るのが私は大好きで、邪魔をしないようについついじっと見てしまう。


右からでも左からでも葺けるが、この職人さんたちはこちらから葺いてくるのが好みのようだ。

明日にでもできるはず。とても楽しみだ。
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 20:01Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年07月14日

晴天の上棟~煙突取り付け

晴れることを祈っていたら、晴れすぎてしまい猛烈に暑い一日でした。
建築士も地下足袋+ヘルメットで足場を駆け上っています。


朝の仕事始め。


10時の休憩前には形が見え始めてきました。


ロフトの柱もポツポツと立ちはじめ、


午後には骨格が姿を現しました。

このあと野地板、遮熱用の石膏ボード+遮熱ルーフィングを施工し上棟の日の仕事は終わりました。

そして今日煙突工事完了。

あさってから瓦工事に入ります。今回は面白い瓦を勧められて使ってみました。
また報告します。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 21:30Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年07月10日

スタンバイOK



スタンバイOKです。
明日はいよいよ上棟。

忘れ物ありませんように。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 21:03Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年07月03日

基礎と材木の加工

20090626

基礎立ち上がりを打設。
今回はセルフレベラーというダラーッと自然に水平に広がる
セメント系の材料で基礎天端の水平を揃えました。


加工場ではプレカット工場で対応できなかった登り梁を手加工。
上手に納めてもらえそうです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 09:29Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年06月25日

基礎コンクリート打ち


20090623
ポンプ車で打設。形が簡単な長方形のため打ち込みの難易度もあまり高くなく、
簡単に終了。


20090625
アンカーボルトの設置を確認。位置、本数、埋め込み深さの確認を行った。

上棟は7/11なので足場がかかる前に屋外給排水配管に着手の予定

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 18:12Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年06月22日

こちらも基礎工事の進捗

バタバタしていて更新が遅れました。

鉄筋の状況。
平屋ですのでアッサリ・シンプルな基礎です。


鉄筋を保護するためのコンクリートかぶり厚さの確保。

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 17:09Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年06月12日

基礎工事はじまる。



基礎工事が始まりましたが、もともと雨が降る予報の日だったので
本降りになる前にトータルステーションを使って正確な位置出しを
しました。

基礎屋さんが他の仕事の片づけが残っているため6/13から再出動です。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:23Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年06月02日

地鎮祭終わる。



5/27に地鎮祭を無事終えました。
この日の地鎮祭は、私の中で疑問が一つあった。

施主御主人は○○神社に頼んだと言っていた。
私はつい先日の浜北の地鎮祭のように宮司さんが現れると思っていた。

しかし、時間になり「さてはじめましょうか。」とスタンバイ完了した
宮司さんと思っていた方が首から提げていたのは仏式でよく見るホラ貝だった。

今となっては笑い話のような話だが私は大いに悩んだ。
「エッ、どういうことだ?この地域では神社に頼むとまさかお寺に外注するのか?」
「地鎮祭のアウトソーシングは聞いたことが無い。そんなはずは無いだろう。」
「実は、お坊さんのように見える宮司さんなのか?」

聞くに聞けず、地鎮祭の祝詞(仏式の場合もそう呼ぶのか?)を聞いていると近くの寺院の名前が耳に入る。どうやら手配した施主奥さんと御主人の間で思い込みによる意思の擦れ違いがあった模様。奥さんは最初からお寺に地鎮祭をお願いしていたのだ。これで分かった。

その後は納得して、家族の安全と工事の安全をお祈りしました。
今回の地鎮祭は私の疑問を晴らしてくれたかのような晴れでした。  


Posted by 大林勇設計事務所 at 19:24Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年05月11日

施主さんが穴を掘る。

地盤調査(スウェーデン式サウンディング)のほかにも、地盤を知るために
お客さん同意の下、穴掘りをお願いした。
誰にでも穴掘りをさせるわけではないので御安心ください。(笑)

こちらからのリクエストは「2箇所1m深さまで穴を掘ってください。」
「はい、分かりました」

掘ってくださった穴はこれ↓


プロの仕事の綺麗さに完全にKOされました。


  


Posted by 大林勇設計事務所 at 13:58Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年04月27日

レイアウト再確認



折角だから柿の木を残そうと言う話になり、レイアウト再確認。
50mのメジャーと自家製木杭で目印を作成。
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 20:04Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年03月23日

資金計画の打ち合わせ

昨日見積もりを提出し、お客さんにはこのあと銀行とのローンの相談に出向いてもらいます。

カレンダーを見ながら漠然と地鎮祭、上棟の相談もしました。
順調に進んでいます。

お客さんがこだわりのある薪ストーブを選んできました。
後は施工体制とストーブの金額がネックです。

大林勇設計事務所


  


Posted by 大林勇設計事務所 at 19:51Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年03月09日

削ぎ落とす。

限られた予算を最大限に生かすため、削ぎ落とす作業中。

ただ、これを削っては当事務所に来てもらった意味がない、
そう思うことは誤解のないように伝えなくてはならない。

自分の中の戦いはまだまだ続きそう。
暮らしが楽しくなくては私の信念が許さない。
現在と同じではダメなのだ。うれしい驚きを与えなくては。

  


Posted by 大林勇設計事務所 at 15:51Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)

2009年02月17日

現地で打ち合わせ

花粉がバンバン飛びまくる中、敷地でプランの再確認



デジカメが手元に無かったので、携帯で撮影してSDカードでPCへ。
こんな小指の爪くらいのメモリーカードに1ギガも入ることに本当に驚く。
15年ほど前(えっ、そんなに経ったの?自分でもビックリ)北大の生協で買った初めてのハードディスクは170MBで50000円を越えた。
先輩の研究室では1ギガのハードディスクを買ったらしく、「すごいっすね、どこかから研究費出たんですか?」などと初めて聞く1ギガという単位を妙に鮮明に覚えている。

それが今、小指の爪のサイズで580円です。そりゃ、私もオジサンになるわけです。
話が逸れました。

その後、現在のお住まいでいろいろお話して、この話になりました。
ちょっと今までに無い方向に進みそうです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 19:03Comments(0)浜松市・すのいえ(素の家)