2013年03月30日

ワレ、登頂二成功セリ。

こんにちは、大林です。
今日は暖かいです。 春ですね。

午前中現場に自転車で行き、帰りに天気がいいから「登ってみるかな。」とふと思い立ちまして・・・。


登りましたよ、我が家の屋根。

煙突の掃除というものを早い内に一度やらないとイカンと思い、道具の用意はしてありました。
ストーブ期間的には、1.5シーズン。 さてどんなものでしょう。

まずは道具。


何万もする道具もあるようですが、カインズで取り寄せ調達した煙突掃除のセット。
500円くらいのブラシと、1600円くらいの下水掃除用の鋼線。


工具箱の中のタイラップと針金で固定。 これが抜けて外れると大変なことになるので、この固定はポイントです。


あと、ストーブの中を掃除するのはこれもカインズの100円くらいの刷毛。


まずはこのキャップを外します。


煙突の中を見ます。 1.5シーズンってこんなものなのね。 1ミリくらいのススかな?

キャップはどうよ?

これはキタナイ! ゴミ袋に入れて刷毛ではらう。


簡単に綺麗になりました。


今度はストーブ本体の燃焼室を掃除してみます。

天井と斜め壁を外すと・・・


ここにもススがたまっています。これも刷毛で掃除。


今回煙突掃除のデータ発表(1.5シーズンの使用)

大林家の薪ストーブ:S33 (ベルギー:ネスターマーチン社)

除去したススの量(大林の目分量でコメ換算)


・煙突キャップ 1合
・煙突本体 3合
・ストーブ本体 1合

合計 5合でした。

薪の乾燥度、稼働時間にもよりますが、やはり安全のためには2年に1回くらいはやったほうがいいのかも、という感覚です。
個人的意見としては、安い道具でもいいのでとにかく定期的に状況を把握することが大切だと思います。
足場を組まずに脚立で登ることができる設置状況であればメンテナンスも気軽です。 毎回、足場を組んで掃除を業者に依頼するとちょっと費用がかかりますね。

これからストーブをやろうとお考えの方の参考になったでしょうか?

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 15:07浜松市・まかないや(賄家)

2013年03月27日

大工工事追い込み中。

こんにちは、大林です。

曇っているので、暖かいのか寒いのか分かりにくい微妙な天気です。 夕方はすこし肌寒い気もするのでまだ、たまに薪ストーブ使用中です。 楽しむためには春から夏に薪をいっぱい作らなくては。


本日、市役所でエコハウスコンテスト金賞の授賞式があり、その前に現場に顔を出しました。


一面にセラミック塗装を施すため、ラワン合板で下地作り。


一部はルーバー天井とするので天井裏が丸見えになります。


現場確認した寸法で定規を作り、原寸確認。

面白いものができそうです。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:18浜松市・あらためや(改家)

2013年03月21日

こりゃ、春だわ。

こんにちは、大林です。

暖かいような暖かくないような日が繰り返し、確実に春は近づいていますね。
花粉症の薬もそろそろ切れてきて、今まで飲んでいた薬の効果を再確認しました。
目と鼻が・・・。

我が家の庭にも確実に春が近づいていますよ。


昨年の台風の潮風で早い内に葉を落としてしまったもみじ。
枯れたかと思いきや、春を忘れずに小さな葉が。


これがウチの庭のメインツリーのヤマボウシ、株立。
葉が出て来ました。


趣味の家庭菜園。 これはホウレンソウ。 ホウレンソウはとにかくアルカリ土壌が大事らしい。


借家時代のプランターがいくつか残っていたので、土を入れ水菜の他、いろいろ植えたところこれも芽が出てきました。


庭の芝です。 手前は昨年植えた高麗芝。 これは分類としては夏芝なので、枯れ色から徐々に緑に。
左の方はDIYのいい加減な整地の上に播いた西洋芝。 これがなかなか生えそろいません。 ところどころハゲチョロです。
西洋芝のタネの種類はトールフェスクとケンタッキーブルーグラス。 種まきの芝はコストは安いですが、うまく育てるのは難しいと思います。 とにかく芝刈りが大事。 ラクしたかったら、「高麗芝」しかないでしょう。 ホームセンターで売っている一番メジャーなやつです。 冬に茶色になりますが。


まだ、春だというのに週2回ほど芝刈り機をかけています。 雨上がりは特に伸びる気がしますね。 普通の家庭ではあっという間に草原になることでしょう。 これは誰にでも薦められるものではないなと思います。 芝が好きな人限定。 ちなみに私はラグビーの練習で芝のグラウンドに行くとストレッチしながら至近距離で生育を観察するほど、芝に興味シンシンです。

ただ、こんなに一生懸命手入れしても、夏を越えられるか分からない、悲しい宿命です。 夏を越えられるように頑張らなくては。 晴天時は旅行も行けないかも。


春がくると、「用無し」になりそうなのがこちら、薪。 現時点で薪棚7割程度の備蓄。 昨年は分量が分からず満タンにしていなかったので2月頃、心細かった。 とにかく、満タンプラス原木ゴロゴロでシーズンインを迎えたいものです。 薪ストーブ予定の方、ホント薪の準備は大変ですから憧れだけで薪ストーブを選ばないように。 心して準備することが重要。 ストーブは設置したけど燃やすものが無い、というのが一番切ない。


頂き物があるので、あとはこれを料理しなくてはいけません。 暑くなる前にやらないと真夏は厳しいな。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:20浜松市・まかないや(賄家)

2013年03月15日

第1回はままつエコハウスコンテスト金賞受賞

こんにちは、大林です。

春ですね。 子供たちは本日の小学校修了式で春休み突入・・・来週から平日も賑やかになりそう。 「春休み」なんて甘美な響き。 これから子供たちが大きくなると、入学手続きとか引越しとか卒業旅行とか入社研修とか、慌ただしくなっていくことでしょう。

さて、昨年11月から今年1月まで募集されていた浜松市主催の「第1回はままつエコハウスコンテスト」に応募しておりまして、結果の通知が届きました。 

なんと・・・、

大賞に次ぐ金賞をいただきました。 ありがとうございます。



 最初から太陽光発電を載せるつもりもなく、ソーラーシステムを搭載するでもなく、浜松の気候の地域特性を生かし、断熱を強化し、バイオマスと自然エネルギーを存分に使い、住宅としての基本性能を充実させるという基本に忠実な狙いを評価していただいたものと受け止めています。 予算の都合もありますし。

 車に例えるなら、手っ取り早くスピードがアップするエンジン排気量アップではなく、ブレーキとか足回りとか、空力とか一見地味なところに力を入れ総合力を高める家づくりと言えばよいでしょうか。

 家づくりにはいろいろな形があると思います。 打ち合わせも気を使うし面倒だから、トントンと進む家づくりが向いている人もいるかもしれません。 ただ、自分で家を建ててみて実感するのは、「ご飯食べて風呂入って寝るだけ。」の楽しみ方では本当にもったいない。

えっ?私は楽しんでいるかって? ええ、思い切り楽しんでいますとも!

 薪を集めてきて割って並べ、タネから育てている西洋芝は順調に伸び始め、ブロッコリーは夕飯の食材に、庭に植えたブルーベリーはいつかジャムをつくるため、畑にまいたホウレンソウは徐々に芽を出し、庭の餌台にミカンを置けばメジロやヒヨドリが寄ってくる。

 基本に忠実だけど、ピリッとスパイスが効いていて、暮らすことが楽しいなと心底思える家、そんな家づくりの船頭でありたいといつも思っています。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 14:13浜松市・まかないや(賄家)

2013年03月13日

三寒四温?と新しいコピー。

こんにちは。大林です。

春先になると、義母が三寒四温、三寒四温というわけですが、少し違う気がして調べてみた。

JALのHPが分かりやすい。

元々は、冬に使われる言葉だったらしいが、最近では春先に使う言葉とのこと。 意味が変わってきているようです。

 ただ、義母が使うニュアンスとしては「三寒四温で気温が変わりやすいので体調を崩しやすいから、体に気をつけなさいね。」と心配してくれているので、ありがたく従うことにする。



さて、話は変わって、

たまに事務所紹介の印刷物を作っているのですが、当事務所の「売り」を分かってもらうにはどういう言葉がいいかと考えてみました。

 今回は、車と家という切り口で考えてみました。

 本田宗一郎さんが車を作り始めた頃は、コツコツと町工場で車を作っていたのだと思うのです。
ただ、コンピューター制御、ハイブリッド、電気自動車・・・と複雑化していく現在、もはや車は大企業が大規模生産するものであって、町工場で作る性格のものではなくなってきたのは、誰もが感じることだと思います。 それに早い人では3年サイクル、長くて10年とか、一生のうちに5回6回と乗り換えるのはごく自然の流れとなっています。

 家もそれと同じサイクルで考えていいか???
99%の人はNOでしょう。 金額、使用期間がまず違う。 それに一日24時間の中で、車より確実に滞在時間は長い。
もう少し、暮らしを慎重に考えてはいかがだろうか?なんてお節介なことも考えたりしてしまう。 CMが多いとか、遠州灘に堤防を寄付するとか、そのお金は誰が出している? これは冷静に考えるところかなと。

 私は新卒の時ハウスメーカー3年間勤務していました。 ちゃっかり、その時一級建築士の資格も取得していたりします。  営業職ではありませんが、月末には所長に褒められるか首締められるか位の緊張感の隣の部署で仕事をしていました。  仕事ですから当たり前の厳しさと承知していますが、一生に一度の家づくりですから住まい手さんにはもう少し「じっくり付き合ってもいいのに」、と思いながら端でハウスメーカーの家づくりを見ていました。

 工業化が進むと、住宅産業も自動車産業化していきます。 寸法安定性の高い集成材、鉄骨を使い、迅速に組み上がる。 ただ長持ちしすぎても20年30年後の新築需要がなくなるので、程々に・・・。 最新設備にはとにかく我先に対応。 最先端を走るアピールです。 今の大規模メーカーはその路線を走っているように感じます。

 ただ、私は27歳で敢えて違う道を歩み始めたので当事務所はこんなコピーで行こうとおもいます。 



大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:29共通

2013年03月12日

柱を抜くという大技を実行しました。

こんばんは、大林です。

花粉すごいようですね。
というのも、先日インフルエンザB型にかかった時に花粉症の薬も処方してもらいまして、そのおかげか、今年は結構ラク。
毎年、花が詰まって夜は睡眠が浅くなるほどですが、薬の名前なんだっけ? タリオン効いているみたい。

目薬ももらっていますが、帰宅後アイボンで洗うのが正解。

いつからアップしようと思ったまま、本日になりましたが中区で和風住宅のリフォームやっています。
お客さんが北欧、オーディオ、自転車好きということで、私自身勉強になります。
オーディオの電源ケーブルを指定いただいてますので、こだわりのほどが分かるでしょう。


中古住宅の売買の交渉の最中から、この壁を撤去したいということが要望。

ただ、前所有者がいる段階で壁と天井をぶち抜いて下見するわけにも行かなかったので、所有権移転後恐る恐る部分解体。

天井撤去して壁を撤去して柱を抜けるのか・・・ドキドキ。


期待していた木組みと少々違い、焦りましたが方針決定。さて、柱を抜きます。

ジャッキアップして柱をギコギコ。
事前に加工していた梁を三人で担ぐ。結構重い・・・。


元々の梁の癖があり、手こずりましたが柱を抜き、120x300の梁で下から担ぎ上げる事になりました。
この後、両面から合板釘打ちでで梁を一体化。

できません、といえば簡単なのですが、この壁をぶちぬくこと前提でお客さんが中古住宅を購入されていますので、あれこれ工夫して可能性があるのなら、安全を確保した上で難しいことでもやるしかないのです。 そうしなければ中古住宅を買った事自体、「失敗」になってしまうのですから。この大工さんは非常に器用で小回りが利く人なので大いに助かりました。 I大工ありがとうございます。

その他にも

岩手の赤松の床材。


鳥取の智頭杉の柾目の床。

ベニヤの建材フローリングではどうしても許せない。こだわりの選択です。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 19:37浜松市・あらためや(改家)