2013年03月13日

三寒四温?と新しいコピー。

こんにちは。大林です。

春先になると、義母が三寒四温、三寒四温というわけですが、少し違う気がして調べてみた。

JALのHPが分かりやすい。

元々は、冬に使われる言葉だったらしいが、最近では春先に使う言葉とのこと。 意味が変わってきているようです。

 ただ、義母が使うニュアンスとしては「三寒四温で気温が変わりやすいので体調を崩しやすいから、体に気をつけなさいね。」と心配してくれているので、ありがたく従うことにする。



さて、話は変わって、

たまに事務所紹介の印刷物を作っているのですが、当事務所の「売り」を分かってもらうにはどういう言葉がいいかと考えてみました。

 今回は、車と家という切り口で考えてみました。

 本田宗一郎さんが車を作り始めた頃は、コツコツと町工場で車を作っていたのだと思うのです。
ただ、コンピューター制御、ハイブリッド、電気自動車・・・と複雑化していく現在、もはや車は大企業が大規模生産するものであって、町工場で作る性格のものではなくなってきたのは、誰もが感じることだと思います。 それに早い人では3年サイクル、長くて10年とか、一生のうちに5回6回と乗り換えるのはごく自然の流れとなっています。

 家もそれと同じサイクルで考えていいか???
99%の人はNOでしょう。 金額、使用期間がまず違う。 それに一日24時間の中で、車より確実に滞在時間は長い。
もう少し、暮らしを慎重に考えてはいかがだろうか?なんてお節介なことも考えたりしてしまう。 CMが多いとか、遠州灘に堤防を寄付するとか、そのお金は誰が出している? これは冷静に考えるところかなと。

 私は新卒の時ハウスメーカー3年間勤務していました。 ちゃっかり、その時一級建築士の資格も取得していたりします。  営業職ではありませんが、月末には所長に褒められるか首締められるか位の緊張感の隣の部署で仕事をしていました。  仕事ですから当たり前の厳しさと承知していますが、一生に一度の家づくりですから住まい手さんにはもう少し「じっくり付き合ってもいいのに」、と思いながら端でハウスメーカーの家づくりを見ていました。

 工業化が進むと、住宅産業も自動車産業化していきます。 寸法安定性の高い集成材、鉄骨を使い、迅速に組み上がる。 ただ長持ちしすぎても20年30年後の新築需要がなくなるので、程々に・・・。 最新設備にはとにかく我先に対応。 最先端を走るアピールです。 今の大規模メーカーはその路線を走っているように感じます。

 ただ、私は27歳で敢えて違う道を歩み始めたので当事務所はこんなコピーで行こうとおもいます。 

三寒四温?と新しいコピー。

大林勇設計事務所



同じカテゴリー(共通)の記事

Posted by 大林勇設計事務所 at 10:29 │共通

削除
三寒四温?と新しいコピー。