2016年06月11日

地盤調査行いました。

こんにちは、大林です。 夏が近づいてきました。

7月中くらいから工事を始めようとただいま段取り中です。

現場では、地盤調査を行いました。



特殊なロッド棒に荷重を掛けながら、地耐力を推定するスウェーデン式サウンディング(通称SS)という調査方法です。

調査の結果は、事前のリサーチ通りにガチガチでした。
三方原台地の安定感、実に頼もしい。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:49浜松市・いやすや(癒家)

2016年06月11日

大工工事はひとまずゴール真近。

こんにちは、10/30のフルマラソンに向けて、徐々に走り始めた大林です。

5月から5キロ6キロと距離を伸ばして、今朝は久しぶりに10キロ走ってみました。 15年ぶりくらい!
しばらくは徐々にウェイトを落としながら、10キロ前後を目安に走ってみようかと思います。

練習せずに勢いで走ってた20代と、コツコツと定期的に練習する40代はどちらが好記録が出せるか、自分の中の実験です。
頑張りすぎると持たないので、タラタラとイーブンペースで走るのが今のところ目標です。

さて、現場も進んでいます。
今まで下ごしらえを進めていたので、ここから一気に進みます。


2日前に断熱材が見えていた、いかにも工事中の階段下のトイレも・・・


昨日みると、大工工事完了。


この階段も・・・


2日でこの通り。

入念に施工してくれた大工さんともいったんお別れ。
次は左官屋さんが入り、工事現場が徐々に家に変わっていくのです。

昨夜、自宅で布団に入り天井を見ながら「ここも工事現場だったんだよな。」とそんなことを懐かしく思い出しました。

大林勇設計事務所






  


Posted by 大林勇設計事務所 at 10:12浜松市・あんのや(安家)

2016年06月02日

木製の雨戸

こんにちは、大林です。

HPのデザインをササっと変えてみました。

 昔はホームページビルダーやらソフトを購入しHP作成していたのですが、最近は有料WEBサービスで割と簡単に作成することができるようになりました。  検索対応も優れていたり、スマホ対応もできたり、便利な時代です。

ただ、スマホ対応はちょっと分かりにくいかも。 左上の「三」ってところからメニューが展開する模様。 私もメニューバーどこ行った?って探しました。

さて現場です。
外部左官の下塗りを終え、仕上げも建て主さんと検討した結果「白 横引き」に決まりました。 さっぱりとした外観になりそうです。

こちらは、昨日搬入された木製の雨戸。 木製建具を作る業者さんも相当減っていますが、浜松市中区小豆餅にある澤田建具さんは、機動力もあり、頼れる存在です。  K-MIXにかつて出演していたサワダタツヤさんのご実家です。



居間に一か所は、雨戸網戸ガラス戸の三本セットを製作建具で納めることが多いです。  いきなり作れと言われても木製建具の設計は難しく、かつ失敗が許されない場所。  私は、そのあたりは修行でみっちり仕込まれましたので全開窓は得意技です。

ここを開放すると、良い風が入って来そう。 完成が楽しみです。

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Posted by 大林勇設計事務所 at 07:26浜松市・あんのや(安家)

2016年05月12日

現場は着々と進んでいます。

こんにちは、大林です。

数日続いた雨も上がり、今日は良い天気です。 庭の芝が雨で伸びてボサボサになったので刈り込みました。

現場は順調に進んでおります。


2Fは下地がほぼ終了し、あとは面材(石膏ボードやシナベニヤ)を張っていくだけ。 パッと見は木や断熱材が見えていると、まだまだかかりそうだなという気になりますが、張り始めるとあっという間に雰囲気が変わります。


1階も床を張り終えて、家具や壁を張る手前まで進んでいます。


一般の方がなかなか見ることのない部分。  当事務所の作成した施工図に合わせて、大工さんが木の切り口に加工のメモ。
これが窓に付帯する障子の鴨居と敷居になります。


外部は、左官屋さんが左官の下地のラス網張に来はじめました。 

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:11浜松市・あんのや(安家)

2016年04月30日

床張り始めました。

こんにちは、大林です。

皆様、GWいかがお過ごしでしょうか?

仕事が溜まっているためいるため休めず、本日はCAD仕事中心です。

まずはインパクトのある写真を!


「何だ、これは!」との声が聞こえてきそうですが、緑のプラスティック板は「スペーサー」と言われる資材で後でスッと外します。
板が膨張した際に逃げ場がなく山状に膨らんでしまうのを避けるための隙間を確保するものです。 時期によって大工さんと床メーカーのアドバイスで使うかどうかを考えます。 梅雨時期だと、スペーサーなしで張っても良さそう。

ちなみにこの樹種は「アルダー」と言います。 ギターにも使われる材料だとのこと。
アルダーは、高校の同級生で床材メーカーを起業したニチカ株式会社の袴田氏からの提案によるもの。 お客さんの好みを伝えると「こんなのどう?」と出てくるので、提案を受ける楽しみがあります。



居間の南側は、木製の全開窓なのでアルミサッシではなくすべて木で作ります。 
アルダーの床と敷居の桧のマッチングは違和感なく良さそう。

今回は乱尺張りと言って、60センチと90センチと120センチの材料がミックスされている材料を使います。
さらに自然木ですので木柄の良し悪しがあるため、キッチンの下に隠れる部分、階段の下に入る部分など、使う場所を振り分けながら大工さんがパズルのように張っていきます。

キッチリした仕事を得意とする大工さんなので、「継ぎ手が横並びにならないようにランダムに張ってください」という大雑把なお願いが難しいのか、うんうん唸りながら取り組んでおりました。  M大工T大工ありがとうございます。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 18:12浜松市・あんのや(安家)

2016年04月21日

土を集めてました。

こんにちは、大林です。

 結構な量の雨です。
現場の盛り土が終わったのでたっぷりと「雨降って地固まる」を祈りたいと思います。



 1月に土地の決済を終え、建主さんに土地の所有権が移り、それから土集めをしてかなりの量が集まりました。 ダンプから下した山では量が分からなかったので、ブロックの見切工事をしてから大まかに広げてもらいました。


枯草処分をした1月から変わったかな? 建物の来る部分は控えめな盛り土にしてあるのであまり変化が分からないかもしれません。

ただいま、図面を書き終え工務店に見積もり依頼中。
うまく金額調整ができるでしょうか。

大林勇設計事務所  

   


Posted by 大林勇設計事務所 at 18:25浜松市・いやすや(癒家)

2016年04月21日

浴室施工完了

こんにちは、大林です。

ユニットバスの施工が終わりましたので、今回はその話でも。



 ユニットバスにするか在来浴槽にするかは、建主さんとの相談次第。
ただ、家づくりされる方のタイミングとしては、お子さんがまだ小さな家が多いため、手入れのしやすいユニットバスが多い傾向にあります。
在来浴室の場合、換気が重要で木の壁や浴槽の手入れに少し気を使いますから。

 風呂のカビや汚れに神経使って疲れてしまうなら、そこで楽してその分、「子供の方を向いたほうがいいでしょう。」と言うのが私のパパ的意見。
そんなわけでユニットバスが多数を占めるんだろうなと思います。 

 ユニットバスはTOTO製品を採用することが多いです。 デザインというよりもサイズが重要ポイント。 普通一坪タイプは1616サイズと言われていて、室内が1.6m四方というのが一般的。 対してTOTOは1717サイズという一回り大きい製品を作っています。 これを目当てに選ばれることが多いです。  実際は、室内は1.65m四方なわけですが。 外寸が1.7m四方なのであながちウソでもない。

 で、問題なのは現場に納まるのかということ。 柱の内側って実際いくつ?というと、芯芯1820ミリ。 柱は4寸柱と言われる120角なので半分で60ミリ。

1820-60-60=1700!ミリ 数字上はクリアランスゼロ。 実際には一番出っ張っている部分で1700なので多少余裕がありますが、断熱材押さえの石膏ボード9.5ミリでもペタッと張るとアウト!

無事納まったので安心しました。

大林勇設計事務所
  


Posted by 大林勇設計事務所 at 18:12浜松市・あんのや(安家)

2016年04月21日

平板瓦の施工が完了しました。

こんにちは、大林です。

溜まっていたブログ投稿を進めようかと思います。
宿題を溜めてしまった子供のようです。(反省)

平板瓦の施工が完了しました。



お客さんの希望は「メンテナンスコストを考えると瓦がいいな。でも、いわゆる和瓦はちょっと・・・」という感じ。

そうなると、平板瓦が良いのではないかと調べました。 選んだのは、愛知県にある株式会社鶴弥の「スーパートライ110スマート

私の重視ポイントは、

まずは屋根のケラバ(端っこ)の瓦。
普通はカパッと役物という特殊瓦で覆います。 ただ、私はどうにもこれがあまり好きではない。 いかにも「被せました!」って感じがするじゃないですか。

そこで今回は、スマート袖瓦
でスッキリ納めました。

あと、瓦は一般的に勾配が急なほど、雨じまいが良く安全なのですが、個人的には屋根勾配が急になると外観の印象がキツくなると考えています。

「優しい屋根」というのが私の好きなイメージ。 4寸勾配だとちょっと印象がキツいんだよな、3.5寸勾配くらいがいいな、対応できる瓦が無いかなと調べていて、見事に対応可能だったのも重要ポイントです。

見た目がシンプルなこともあり、建て主さんも喜んでおられました。



ちなみに最近の瓦は、このように桟(さん)に引掛けて釘打ち固定します。



早く全貌が見たいのですが、養生ネットが邪魔で私もまだ全貌を見られずにいます。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:52浜松市・あんのや(安家)

2016年03月09日

雨の上棟。

こんにちは、大林です。

暖かくなったり、雨が降ったり、油断すると寒くなったり、春の近づきを予感させる天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
花粉も飛んでいます。 春を迎える試練みたいなものでしょうか。

さて、月曜日に無事上棟しました。


日曜の夜から月曜の朝で雨は上がると読んでいたのですが、降られてしまいました。 
この日は、屋根の垂木まで終えて作業終了。

翌日は晴れるということで、屋根の下地が出来上がりました。


どこの現場でも、振り返ると屋根の上からの写真を撮っている気がします。 見晴らしの良い景色だと、ついつい。
川の土手の桜が咲くと綺麗だろうな、と妄想中。

上棟を終えて、建主さんから「図面が建物になっていく喜びがある」旨のメールをいただきました。

私も、自分の家が建つときに、基礎の状態から家が建ってそこに住むという実感が持ちにくかったなあ、と懐かしい気持ちになります。
5年前は、私の家の場所はミカン畑でしたから。

空き地が家になっていく、その最前線にいる責任と喜びを味わいながら進んでいくことにします。

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 21:17浜松市・あんのや(安家)

2016年03月02日

土台据え付け完了しました。

こんにちは、大林です。

あっという間に3月です。
建築業界では2月は早いと恐れられていて、年度末の工期のタイトな現場では2月が31日まであるといいななんて思っている人も居そうです。


屋根周りの垂木の準備の様子を、材木屋で見てきました。 見える部分に使われる材料ということで気を使ってくれました。 ありがとうございます。


無事土台が設置されました。  一安心です。  実は、何度経験しても私は土台据え付けの日はソワソワしてしまいます。

というのも10時の休憩の時にどこの現場でも職人さんたちとコーヒー飲みながら雑談をするのですが、そこで昔聞いた話の印象が強すぎて・・・
大抵その手の都市伝説みたいな話はオヒレが付いて盛られて盛られて話が大げさになるのですが・・・

「どこそこの現場でさ、基礎が仕上がって、土台を付けようと思ったら基礎が余ったって話を伝え聞いたぜ。」 
「余ったってどういうことよ?」
「基礎図と土台の図面が91センチ分大きさが合ってなかったらしいよ。」
「ヒエー(怖)」

笑い話のようですが、設計者には恐ろしすぎて私だけ全然笑えません(笑)。

 その話を聞いてから(もちろん聞く前から確認は怠りませんが)、基礎と土台の整合確認は臆病なほどに慎重に進めています。
型枠の時も鉄筋の時も確認を重ね、大丈夫だと分かってはいても土台の日はドキドキしてしまうのです。

 月曜日に予定通り上棟です。 天気が少し怪しそう。 M大工との仕事はどういうわけか雨が多い。
雨降って地固まるということで、ヨシ!

大林勇設計事務所  


Posted by 大林勇設計事務所 at 16:18浜松市・あんのや(安家)