子供部屋の将来的な使いみちって・・・

大林勇設計事務所

2021年03月12日 09:53

こんにちは、大林です。

もうそろそろ春ですね。昨日、庭のエゴノキを見ると小さな葉が芽吹いておりました。



 2020年の3月は、ダブル受験の長男の進路が決まらず、1月に進路を確定させたお気楽な次男以外は悶々とした時間を過ごしておりました。 その後、月末ギリギリで行き先が決まり、無事に大学生になり自宅を離れ、元気に過ごしています。

家族全員で住む時間って意外とあっさり終わることを身を持って知りました。 頭では理解していたんですけどね。

 ただ、本来寮生活だった次男もコロナ禍で寮滞在が短く、一気に夫婦二人生活に戻るはずが、3人生活の時間が長く、始まってしまえば割と平穏な一年だったのかも。

で、何を書こうと思ったかと言うと、子供が巣立った後の子供部屋の使いみちのこと。

 我が家では、間取りの都合上2階に風呂洗面があり、2階のちょっとしたスペースで物干しをしています。そして、その横に巣立った長男の部屋があり、現在ではほぼ家事室として洗濯物を畳んだり、アイロンを掛けたりしています。 設計した当時は、あまり考えていませんでしたが、日当たりもいいし、花粉の心配もないし、これはこれでいいかなと。

 水回りまですべて1階に集めるプランは、割と一般的ではありますが、おのずと2階は個室だけというパターンになりがちです。 そうなると将来的には完全な物置となることは容易に予想できます。 緩やかな階段とセットで2階水回りを採用することも家づくりには「有り」かな、と思います。 うーん、家づくりは奥深い。 本日はこの辺で。

大林勇設計事務所

関連記事