浜松市自然素材住宅・大林勇設計事務所の現場ブログ

こんにちは、大林です。

　寒くなったはずが、何だか暖かい。　実は本日、Tシャツ短パンで朝ジョギングしてしまいました。　11月中旬というのに不思議な天気です。

さて、今日はオンラインも悪くないな、これはこれで有りだな、という話。

コロナ禍のため、建築業界のイベントも中止になったりオンライン開催になったりしています。もちろん、昨年までの何事もなかった時代に戻ればいいのですが、そうは簡単に行かないことは誰しも気付いていると思います。


　最近、建築業界でも講演や講習が徐々にオンラインに切り替わりつつあります。　主催者の方には申し訳ないですが、感染リスクや移動まで含めた拘束時間、費用まで考えて、わざわざ東京や名古屋まで出向くほどでも無いけど、興味があり聞いてみたい話もあります。

そんなとき、オンラインは実に便利です。　有料でも聴講したいと思っています。

　冒頭のありがちな定形挨拶の際は、他のことをしながら「ながら聴講」させていただいたり、興味のある話題は、別画面で検索したりPDFを開いたり、GoogleKeepに保存したり、思った話題とちょっと違うな、とか急な電話が来たりすると退出させていただいたり、非常に自由なんですよね。　作品写真や映像をPC画面で鮮明に見ることができるのも利点です。

そんな訳で、個人的にはオンラインも有りだな、と受け入れています。


　もう一つ、オンラインが便利だと思ったのは土曜日の高校の関東支部総会の出来事。

　私も昨年ガッチリと幹事学年として取り組んでいた浜松北高同窓会ですが、今年はコロナ禍のため、本拠地浜松での開催が中止になってしまいました。　今年の幹事学年は特に優秀なメンバーが揃っており、イベントの成功を同窓生一同楽しみにしたのに、何とも不運。　

　例年、浜松での同窓会総会とは別に、6月に東京で関東支部総会が行われるのですが、今年はオリンピックの影響を考慮し、11月に順延されていました。　浜松の総会が中止になった幹事メンバーの無念も晴らすべく、関東支部総会がつい先日オンラインで実施されました。

　オンラインと言っても入念にコンテンツが用意されていることを知っていましたし、私自身浜松から東京までタスキをつなぐリレーマラソンにも参加させていただいたので大変期待して、オンライン視聴させていただきました。　　気が利いているのが、同窓会スペシャルビールと浜松餃子の通信販売まであったこと。　オンラインを徹底しているところは流石です。



　本業で映像配信や、音楽、イベントに長けた方がいたのでしょうか？　OBOG限定の個人情報ダダ漏れ＆顔出し企画ですので、残念ながらこのコンテンツが広く公開されることはないと思いますが　その充実度はかなりのもので、幹事学年の思いの詰まった立派なものでした。


　素晴らしかったのは、コロナ禍でネガティブイメージで語られそうなオンラインを逆手に取り、今まで不可能だったことを可能にしたこと。

　海外からのリアルタイム参加や、アメリカ、鹿児島、東京をつないだ応援団OBの校歌指揮など、例年の総会だと久しぶりの仲間との雑談に忙しく会の進行への意識が薄れてしまうところでしたが、オンラインだったためむしろじっくりコンテンツに集中することができ、引き込まれ、完全に心を奪われました。　オンラインも使い方によっては有効だということを深く感じた出来事でした。

　TVニュースを見ると、コロナコロナで気分が滅入りそうですが、強制的に新しい時代に突入したんだと、時代の変革をプラスに受け取ろうと私は考えています。　すごい時代になったものです、とジジイ発言（笑）。

大林勇設計事務所