2018年09月25日

「えんたくん革命」がおもしろい。

こんにちは、大林です。

倍率12倍の東京マラソン2019の抽選に外れたことがつい先ほど分かり、傷心中です(笑)。
1週違いの静岡マラソンに出るから、まあいいかと自分を慰めています(苦笑)。

さてさて、

面白ネタをいろいろ持ち合わせている引佐の内藤材木店の大将が
「大林君、これ面白いぞ。」と貸してくれた本。

「えんたくん革命」がおもしろい。

「えんたくんって何ぞや?」と普通思いますよね。

どうやら三ケ日の段ボール製造業者さんが作っている商品の名前。

簡単に言うと、段ボールでできた円卓。

円卓って言っても、脚は無いのです。

脚はいすに座ったみんなの足。

公民館や体育館にあるパイプ椅子に輪になって4人とか6人とか座るシーンをイメージしてください。

そこに直径1メートルのちょっと厚めの段ボールをポンっと置く。

「ハイっ、円卓完成!」というのが、「えんたくん」とのこと。




段ボールで?そんなバカな?と思いますよね、普通。

でも私、結構感動しました。

学生なら新学期、社会人なら新年度、新チームやグループが結成されるときってあるじゃないですか。

私も経験ありますが、何を話していいか分からないし、初対面同志どんな距離感で接していいか分からないし。

このえんたくんのスゴいところは、1メーターという距離感。どんなに遠く離れたくても1m以内に皆がいる。

段ボールなので汚れてもリサイクルできるし、半分にも折れるらしく軽くて収納にも都合がいい。

強制的というと語弊がありますが、車座になって座らないと円卓が完成しないところも面白い。

「みんなで協力しないと成立しないぞ」という無言のメッセージが一体感を引き起こしそう。
途中でドロップアウトしにくい、不思議な吸引力があります。

そして、段ボールの天板サイズにカットされたクラフト用紙もセットになっていて、マジックで気軽にいろいろ書けるそう。
ホワイトボードや黒板に書く「書記」が固定化しないのもいい。

只今、大学でチーム学習などに導入が流行り始めている模様。

先日の北海道での地震の避難所などでも、何人かで輪になって胡座をかいて使えば、テーブルが何もない状態よりもいいのかな。
そんな空想も個人的にしてしまいます。

クリエイター企業のミーティングなどでも、敢えてスマホだとかクラウドから離れたアナログも面白いのでは、と想像も膨らむ膨らむ。

私の仕事ではありませんが、研修系企業の担当者などにうまく伝播すると可能性無限大でしょうね。

三ヶ日紙工さんの通販サイト。

話のネタとして頭の片隅にどうぞ。


大林勇設計事務所



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Posted by 大林勇設計事務所 at 12:30 │共通

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