床張り始めました。
こんにちは、大林です。
皆様、GWいかがお過ごしでしょうか?
仕事が溜まっているためいるため休めず、本日はCAD仕事中心です。
まずはインパクトのある写真を!
「何だ、これは!」との声が聞こえてきそうですが、緑のプラスティック板は「スペーサー」と言われる資材で後でスッと外します。
板が膨張した際に逃げ場がなく山状に膨らんでしまうのを避けるための隙間を確保するものです。 時期によって大工さんと床メーカーのアドバイスで使うかどうかを考えます。 梅雨時期だと、スペーサーなしで張っても良さそう。
ちなみにこの樹種は「アルダー」と言います。 ギターにも使われる材料だとのこと。
アルダーは、高校の同級生で床材メーカーを起業した
ニチカ株式会社の袴田氏からの提案によるもの。 お客さんの好みを伝えると「こんなのどう?」と出てくるので、提案を受ける楽しみがあります。
居間の南側は、木製の全開窓なのでアルミサッシではなくすべて木で作ります。
アルダーの床と敷居の桧のマッチングは違和感なく良さそう。
今回は乱尺張りと言って、60センチと90センチと120センチの材料がミックスされている材料を使います。
さらに自然木ですので木柄の良し悪しがあるため、キッチンの下に隠れる部分、階段の下に入る部分など、使う場所を振り分けながら大工さんがパズルのように張っていきます。
キッチリした仕事を得意とする大工さんなので、「継ぎ手が横並びにならないようにランダムに張ってください」という大雑把なお願いが難しいのか、うんうん唸りながら取り組んでおりました。 M大工T大工ありがとうございます。
大林勇設計事務所
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