階段を作り始めると大工工事のゴールは近い。

大林勇設計事務所

2011年10月28日 16:48

今日、現場に行くと階段の仕切りが出来ていました。
材料の上げ下げがあるので階段未施工の状態で吹き抜けていたほうが、大工には都合が良いため階段部分は終盤に手を出すことが多いようです。


階段と玄関を既製品で簡単にささっと終わらせては、設計料を頂いては申し訳ないと思っているので少々大工さんには頑張っていただいています。

逆に簡単に作るには折り返し階段の真ん中の仕切りも、4寸柱で両面に石膏ボードペタペタ張って既製品の階段キットで壁はクロスで仕上げというのが良いのでしょうが、仕切りを薄く作ると階段の有効幅を増やせるメリットを知ると、この部分は手間を掛けたいところだと考えます。


内部から断熱材が見えない状態になると、お客さんから見ても「おっ、大分進んだな。」という気持ちになるようです。


居間からバルコニーに続く開口部は、今回はアルミサッシの片引改造バージョンです。
それにしてもペアガラスって重い。

明日から外部は左官屋さんのラス網張および下塗り作業がボチボチ始まるようです。


大林勇設計事務所

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