2018年05月14日

杉板はやっぱり暮らしに馴染む。

こんにちは、大林です。

昨日の日曜日、すごい雨でしたね。
多分、天気の神様はカレンダー見て嫌がらせのように雨降らせているのでは疑惑!
庭の水まきをサボれるのは良いけど、一気に降りすぎです。

現場は着々と進んでいます。

杉板はやっぱり暮らしに馴染む。
いろいろな樹種を使いますが、個人的には手触り足触り見た目の総合評価だと「杉」が好きですかね。
自宅で使った、信州カラマツうづくり仕上げ床材は最近入手しにくく、今回は杉うづくり仕上げの床です。

杉板はやっぱり暮らしに馴染む。
壁は、左官と杉板の鉄壁のコンビネーション。 落ちつく空間になります。

よく、「床や壁はどんな材料がいいですかね?」と聞かれますが、好みと暮らし方とコストのバランスですかね、と答えるようにしています。

ごろっと寝転がったり、床であぐらかいて新聞を読むのが好きな人は杉、ヒノキ、カラマツetcがいいかと思います。
節有材なら割とお値打ちな値段で購入できます。
ツルツル仕上げではなく、うづくり仕上げだと手触り足触りがよいです。

柔らかい木→足触りが暖かい
柔らかい木→傷がつきやすい。

つぎに
床に傷がつくのが嫌な人、椅子テーブルの生活が好きな人は、
硬めの床材が良いと思います。
タモ、ナラ、メイプル、クリなど。

ただ、基本的に・・・

硬い木→足触りが冷たい
硬い木→広葉樹→木が曲がる→ジョイント(つぎはぎ)材が多い→見た目がガチャガチャと慌ただしい。
広葉樹は基本的にまっすぐな板を取るのが針葉樹より難しいのでジョイントなしの材料は高価。  

となります。

床にゴロっと派か、否かが床材の選択、ひいては家の設計にも影響しますので、家づくり検討中の方はイメージしておいた方が良いと思います。

大林勇設計事務所



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